【復活!】ダイエットなDIARY
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2002年02月05日(火) 腕立

♪男の意地を〜
みせるでヤーーーーンス








雪印食品の親会社である雪印乳業の社長がお詫びの記者会見をした。


「大変申し訳ない」といって深深と頭を下げる社長。
そしてその頭髪はかなり薄い。



耳掛け式イヤホンで観ていたので、ヒーターをつけるためにちょっと立ちあがったら、イヤホンが外れた。



音声を消して観ていると、「ほーら、こんなにハゲです」と、まるでハゲをゆっくりとテレビカメラに見せているかのような映像である(笑)。








ここ数年、官にしろ民間にしろ偉い人が頭を下げている映像がニュースによく出てくる。
偉い人が三人ぐらい並んで頭を下げている姿は、まるで三ハゲトリオのようである。


「オレたちハゲてまーーーーーーす!!」








偉い人はみんなハゲかかっている。一体どういうことか?!!






「(心労で)こんなに薄くなっちゃいました。許してください」という意味なのだろうか。






猫や犬が無防備な腹を相手に見せるのは、信頼と服従のしるしであるという。



人間社会、特に、日本社会では、腹の代わりにハゲなのかもしれない。



偉くなるには禿げなければならないのだろうか。
いや、禿げる年齢まで取締役などといって責任職に居座る日本は、まだまだ長老支配の世界なのだ。

政治家にも禿げが多い。








鈴木宗男は一刻も早く、国民に対して深深とハゲを見せて欲しいものである。












さて、体調が戻ったので、今日は郵便を出しにいくついでに、またホームセンターへ出かけた。


電話の子機用のリチウム電池や、プッシュ・アップ・バーを買った。
これは腕立て伏せをする時に両手に握るハンドルであり、これにより、一層の負荷をかけられるようになっている。



中学生や高校生の頃、腕立て伏せに凝っていた時代があった(笑)。
正確に言うと、拳でやるので拳立て伏せである。

これを朝晩150回ぐらいずつ毎日やっていた。

宗道臣著『少林寺拳法入門』(カッパビジネス)に載っていた鍛錬法である。


カッパビジネスってすごいよなー。ビジネスとは一切何の関係もない本である。


何故こんなことを始めたかというと、若い男にありがちな「強くなりたい」という願望からである。

直接的な動機は、殴り合いの喧嘩をしたときに、相手の頭を殴ってしまい、喧嘩自体には勝ったものの右拳を骨折してしまい、よく考えたらオレの方がダメージが大きかったからである。





何故、そんなことになったかというと、これはハードパンチャーの宿命であるといえよう。



ぢつは、当時のオレはパワーリストをはめていたのだ。









はい。ここで笑ってしまったアナタ。アナタはまぎれもなく同年代(笑)。






パワーリスト・・・。


あの、手首にはめる、鉛を仕込んだ重いサポーターである。

高嶺竜児はこれでブーメランフックをあみ出したのである(爆)。


当時、男の子の間で大ブームを巻き起こしたパワーリストを、ご多分に漏れず、オレも日夜はめていた。



そこで培われた(ハズの)自らのパンチ力に、オレの骨が耐えられなかったのである。


純真な少年であったオレはそう信じたのである。




で、骨折の回復を待って、「今度は拳そのものを鍛える必要があるだろう」とオレは決心していたのである。
きっとオレの瞳には、飛雄馬ばりの炎が燃えていたにちがいない。


で、初めてやったときには11回しかできなかった。

なるべく負荷をかけるように、反動を使わず、ゆっくりと行うのである。



これを毎日一回ずつ増やして行く。


で、最初の数ヶ月はものすごくつらかった。
特に、120回の当たりが自分のカベで、毎日増やして行くのが大変だったことを覚えている。



しかし、それを乗り越え、高校生になる頃には余裕になっていた。
拳立てだけではあき足らず、様々な技にも挑戦した。

片手腕立てとか三本指腕立てとかである(笑)。


しかし、大山倍達師のような、親指だけの逆立ちはついにできるようにはならなかった。

さすがは師匠である。






なぜ、今日はオレがパワーリスト少年であったという恥ずかしい過去のことなどをカミングアウトしたかといえば、今日のWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦で感動したからである。

おしくもドローとなったものの、26戦無敗のチャンピオンに対して、果敢に攻める佐藤の有志に感動したからでアール。




つうことで、初心を思い起こして、明日からダイエットを再開する。


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