【復活!】ダイエットなDIARY
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2002年01月07日(月) 初夢

妹が土産に持ってきたのが「うなぎパイ」である。

うなぎパイ・・・。
しかし、どうして「うなぎパイ」というのか。そうした疑問を持つ人も多いのだろう。パッケージの裏面には次のような説明があった。



フレッシュバターを豊富に入れたパイに、浜名湖名産のうなぎの粉、夜の調味料ガーリックを配合し、日本茶にも、コーヒー、紅茶にも合い、あなたの暮らしに微笑みのひとときを与えるお菓子です。


その昔、ラブホテルや連れ込み宿には必ずあったといわれるが(笑)、やはり精力剤として「夜のお菓子」なのだろうか。そういえば販売元も春華堂グループと書いてあり、やはり精力剤っぽい。


砂糖がまぶしてあり、非常に甘いお菓子である。
空腹時に食べると、血糖値があがるので空腹がまぎれる。


家人が妹といっしょに静岡へ行ってしまったので、これから数日間は猫と二人暮らしである。





さて、初夢というのかどうか分からないが昨夜見た夢が今年になって記憶している最初の夢である。


そこにはなんか猪木軍とたけし軍団がでてくる。
猪木とたけしの本人たちはいないが、全部で十数人の男たち。
オレもなぜかその中にいる。
場所はどこだか分からないが、大きな病院か大学のような非個性的で巨大なビルのなかだ。



男たちの一団は歩きながら何か話している。
どうやら双方の軍団が悪口を言っている。
猪木軍は猪木の、たけし軍団はたけしの悪口である。
最初は、この二人の横暴さに対するぼやきや不満であったが、だんだん悪口になってきたようだ。



やがて広いエレベーター・ホールに出た。
エレベーターを待つオレたち。
待っているのは下りのエレベーターであるらしい。
待っている間に悪口はさらにエスカレートしてくる。
何を言っていたのか覚えていないが、そこまで言っていいのだろうか、とオレは内心冷や冷やものである。

また、オレもそうした不満を共有しているものと思われているらしく、そんなつもりのないオレは、みんなに本心がバレないかさらに冷や冷やである。
まるで犯罪組織に潜入したおとり捜査官のような立場である。

そして何かの時間に間に合わせなければならないようで、その時間に遅れるかどうかでも冷や冷やしている。

下りのエレベーターが来たらしく、男たちの一団はエレベーターに乗り込む。
無論、オレもいっしょだ。

下りのエレベーターの感覚。

男たちはさらにエスカレートして、自分たちのボスの不満や鬱憤や悪口を声高に言い合っている。
エレベーターの箱の中は男たちの叫び声や怒声で充満している。
なんか一触即発、といった雰囲気だ。


やがてエレベーターは一階に到着した。
オレたちはなんか植え込みのある建物の庭に出ている。
やはりどこかの病院、しかも大きな大学病院のようであり、その広い敷地の中には巨大で白い建物が何棟もあるようだ。
地面はアスファルトで舗装されている。



その舗装された敷地内の歩道を男たちは歩いて行く。
病院での用が済み、帰ってゆくようなカンジだ。


そこでオレは何かを思い出した。
なんとオレは下りではなく、上りのエレベーターに乗らなければならなかったのだ。

オレは男たちを振り切り、走って建物へ戻り、上りのエレベーターに駆け込んだ。
最上階のボタンを押す。
上昇の感覚。

間に合うかどうかものすごく焦っている。

エレベーターはぐんぐん上ってゆく。

やがてエレベーターは最上階に着いた。

扉が開くとオレは駆け出す。

そこはまた植え込みのある建物の庭だ。

やはりどこかの病院、しかも大きな大学病院のようであり、その広い敷地の中には巨大で白い建物が何棟もあるようだ。
地面はアスファルトで舗装されている。

しかし、さっきの場所ではないということは男たちがいないことからも明らかだ。

オレも戻ってしまったのではないと普通に思っている。

どうやらオレはこの世界観を理解しているらしい。
つまり、高層建築を地階から最上階まであがると、そこはまた庭のある場所で他の建物がある。
それが巨大なウエディング・ケーキのように何層も続いている世界であるのだ。

オレは急いでいるので走り出し、当然のことのように一番手近の建物に入り、そこからまたエレベーターにのる。


オレは焦っている。

エレベーターはまた上り出す。









目が覚めたとき、動悸はかなり激しく、胸が苦しかった。
オレの場合、追いかけられる夢はめったに見ないが、逆に何かに間に合わそうとして走っている夢は比較的よく見る。
これまでの生活が思いやられる(笑)。


そしてオレの協調性の無さとか上昇志向とかを象徴しているかのような夢である。

そして果てしなく続く徒労のような努力。

しかも、ゴールはいつになっても見えてこないのである。


なんか今年もまたこんなカンジの一年になりそうである(笑)。


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