【復活!】ダイエットなDIARY
DiaryINDEXpastwill


2001年11月29日(木) 対応

それにしてもNTTは相変わらずである。

あやしいサイトを彷徨すると、うっかりワンクリックでダイヤルQ2や国際電話へ接続されてしまう。

そうしたソフトは、JAVAやActiveXとかのスクリプトを使い、インターネット経由でダウンロードおよびインストールされてしまう。

インストールされたプログラムはダイヤルアップ接続の接続さきをかってに生成し、有料サイトへの接続を行う。

いろいろ社会問題化したこともあり、現在では、NTTやKDDIが、ダイヤルアップ接続を監視するソフトを無償提供したりしている。

が、こうしたことは常にイタチゴッコとなる。
そうした監視ソフトの目をかいくぐるものが必ず現れちゃうのである。

先日もそのようなソフトが自動的にインストールされたらしく、監視ソフトから警告があった。
しかし、その警告メッセージを読んでいるうちに、どうやら接続が始まった様子だ。
あわてて、接続を切り、レジストリやダイヤルアップ接続をチェックするとやはり何かが生成されている。
怪しいシステムファイルも生成されている。
それらは消去したのだが、念のため、今日、NTTへ電話した。

さて、ここまでが前置きである(長げーよ)。


NTTに電話した目的は二つ。

1)まず、念のためダイヤルQ2への接続を出来ない設定にする。
2)料金や接続状況をチェックし、こちらの覚えのないダイヤルQ2への接続がないか調べ、もしもあったらその支払いを拒否する。

で、最初の方はスムーズにいったが、二番目の方は少し面倒だった。
ダイヤルQ2専用のホットラインへかけたが、なんとここでは扱っていない。料金を担当する部署へかけてくれという。理由をきくと、料金や接続明細などを調べる権限がその部署にはないという。

ふーーん。


で、今度は料金の方の部署へかける。少し待たされたが、どちらもフリーダイヤルなので、まあ許す。
で、つながったあと、こちらの意向を伝えた。

また少し待たされる。

ふーーん。

でもフリーダイヤルだから(以下、略)。


やっとつながると、担当部署が電話が込み合っており、折り返し電話するという。正確には次のように言った。

「お時間の約束は出来かねますが、1時から5時までの間にこちらからご連絡いたします」


ここでオレはもうキレそうになる。

大体、そちらは秒単位で課金するくせに、4時間も電話番をして待ち続けろというのだろうか?

「一日中電話番をしているわけには行かないので、何時ぐらいか、だいたいの約束をするように」ということを、あくまでも紳士的な口調でオレは要求した。

ここで、まだそれを拒むようだったら、上司を出してもらうしかない。
こちらは消費者であるし、要求も筋が通っている、というか社会の常識である。

いくつかやり取りが会った後、「4時半頃」ということで落ち着いた。



それにしてもNTTは相変わらずである。
他人の時間を4時間も無駄に費やさせる、あるいは電話の鳴るのを待たせ続けさせることをなんとも思わない接客態度である。
電話だけだと、やはり客の顔が見えないからだろうし、電話を受ける女の人はマニュアルどおりに対応しているだけなのだろう。

が、根本的にあるのは、客を客と思わない、もっといえば人を人と思わないお役所仕事なのである。
そんなことを許していては絶対にいけない。



ここ数日、ウイルスが添付されたメールがやたらとどく。
原因は、これだけ拡大・一般化したユーザーたちのセキュリティに対する意識の低さもあるだろうが、根本的にはマイクロソフト社にある。
IE(Internet Explorer5.5)とOE(Outlook Express)のセキュリティー・ホールにあるのは明らかだ。
さらに、現在流行しているウイルスはキーボード操作を記録してしまうハッキング・ツールも同梱されているので、個人情報が漏れ出す危険が大きい。

この問題に対して、マイクロソフト社はIE用のサービスパックをネット上から無償配布しているが、そんなことで許される問題ではないと思う。
なぜなら、そのサービスパックを手に入れるためには接続料がかかるし、雑誌の付録などから手に入れるにしても、雑誌を購入しなければならないからだ。


IEは、WindowsなどのOSと一体化しているので単体でアンインストールすることもできない。またOEはIEに付属しているからユーザーも多いのである。「簡単・便利」ばかりを強調してPCを販売している家電メーカーも同罪である。そうしてWindowsの普及・拡大・一般化したところで、そもそも製品にセキュリティ・ホールがあったのである。

これが自動車や航空機であったらどうであろう。

個人情報に対する意識が低いから気づかれないが、セキュリティは文字どおり「安全問題」なのである。


もう少しきちんとした対応をさせる必要がある。



とに |MAIL【ブログ版】ネット書店

My追加