【復活!】ダイエットなDIARY
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映画『少林寺』で一躍有名になったリー・リン・チェン。 現在のジェット・リーである。
昨日の深夜、テレ東で彼の主演する映画『ブラックマスク』をやっていた。 眠れなかったので思わず観てしまった。 「黒侠」は映画の原題である。
これがすごい。
改造手術を受け、痛覚神経を切除し、痛みを感じない身体になった超人部隊である701部隊のもと教官であるジェット・リー。 洗脳手術を免れ、普段は図書館員をしている。
悪の組織となり、香港の麻薬組織を牛耳ろうとする701部隊に対し、素顔を隠して戦いを挑むジェット・リーである。 その素顔を隠している黒い仮面のなんともいえないチープさがすごい。
http://www.jetli.com/jetli/projects/projects_filmography_23.php
http://bauddha.rocketbeach.net/dvd/shohin/yoga/bbbf-1116.html
随所に大小様々な矛盾をちりばめながら(笑)ストーリーは強引かつスピーディーに進んでいく。 観客のツッコミなど意に介さない展開である。
悪の組織701部隊は、あたかもショッカーか死ね死ね団かと思われるほどの、みるからに悪の組織である(爆)。
ブラックマスクのチープさも、これが1996年のセンスとは信じられないほどである(笑)。
しかし、この映画を飽きさせないのが、クライマックッスへ近づけば近づくほど凄みをましてくるアクション・シーンである。
ジェット・リーのすばらしい体技もさることながら、あの香港のワイヤー・アクションの素晴らしさなのである。 いや、ジェット・リーあってのワイヤー・アクションか。 なにしろ、『マトリックス』がすっかり色褪せるほどである。
おそらく制作費と当時のCG技術の問題であろうが、それらを差し引いても、この映画はもっと評価されるべきではないだろうか。
未見の人もいるだろうから詳しくは書かないが、B級好きにはたまらないこの映画、超オススメである。
ツタヤ・オンラインで検索したらビデオ化もされている。 きっとまだ店は開いているから、今から借りて、観なさい(笑)。
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