【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年05月02日(水) 読書傾向

なんか昔のPCの、重いモニターをちょっと無理な姿勢で持ち上げたら背骨がズレたような気がする。

ちょうど胃の裏側あたりの部位で、吐き気が。

ぎっくり腰ならぬ、ぎっくり背中である。
今は湿布薬を貼っているが早く治ってほしい。


さて、最近のオススメなのが山田風太郎『人間臨終図巻』(徳間文庫)だ。
著名人有名人の死に様を蒐集した有名な本の待望の文庫化である。
現在のところIIまで出ていて、全3巻の予定である。

図巻といっても活字だけで図はないのであるが、これは是非ワンセット座右においておきたい作品である。死に様だけを集めた辞典のようなものだからである。

3月に入院したときに、3日目からは本が読めるようになったので一度病院を抜け出し、近くの書店で最初の巻を購入してきたのである。
書店でつけてくれるカバーをいつもは断るのであるが、この時ばかりはカバーをつけたままにした。
病室は10人部屋で、これから手術を待っている入院患者もたくさんいたからである。

最近第2巻が出たので、ベッドの枕もとに置き、寝る前に読んでいる。


それともう1冊、入院中に読んだのが、貴志祐介『黒い家』(角川ホラー文庫)である。
映画化もされたようなので有名な作品らしい。
とても地味な作品であるが、怖かった。
読んだ場所が病院であったから怖さもひとしおである。
とくに消灯した夜の病院のトイレが怖かった。
熱があったので少しぼう、としていたのでトイレに行けたが、フツウの状態だったら行けなかったかも。
つうか、フツウの状態だったら、そもそも入院などしていないのであるが。


この日記をいつも読んでくださっている方にはオレの読書傾向の一端が知られているとは思うが、このようにいつもTPOをわきまえた読書をしていると思う(笑)。


だからオレはノンケだって。




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