ニッキ ゆり 【HOME】
- 2004年04月14日(水)
出勤するなり「○○!(苗字です)ちょっと私に言うことあるんじゃないの?!」
怖すぎて目が点。本当に点。
「え…」
「え、じゃなくて、無いの?!」
「申し訳ありません。わかりません。」
「なんなの?!もう帰れば?」
えぇーーーー!!なにそれ?!わけわかんねぇー!!
その後、普通に荷物を置いていつもどおりに仕事を始めようとしたら
またしても呼び止められ、延々とお説教をもらいました。
売り上げが取れないことが原因だったそうで。
他の店舗の新人はあんたより倍以上も売ってんのよ!!
あんたは何やってんのよ!
朝からテンション下がりっぱなし。
いきなりそんなこと言われても、売り上げ取れなくてごめんなさいって
そう謝ればよかったのかなぁ。
「ねぇ、接客する気あるの?」って言われたときは泣きそうだった。
「あんたの接客受けてるお客様って笑ってる?」
「つまんなそうだよ」
こう言われるにはちゃんとわけがあるんだ。
朝のお説教で確かに元気は無かった。
笑顔で接客していても、どこかいつもと違った。
ワタシ自身が一番わかってた。
頭の回転も悪かったし。
天気が良くなくてお客様が少なかったこともプラスして
今日は本当に駄目だった。
それでも必死にお客様を可愛くしてあげたくて接客していたんだけど
結果的には「×」だったんだ。
そう、全部結果なの。
「今泣きたいんでしょ?」そう言われて涙がウルウルと滲んできたけど
「そんなことありません。」ときっぱり言い切った。
負けたくなかった。
できていなかったのはワタシだし、それがあからさまに結果で出てた。
できていなかったのはワタシ。
泣いたら今までの我慢が全部水の泡になってしまう。
他の人はみんな頑張ってるんだ。ワタシだけがこんなに辛いわけじゃない。
そうやって言い訳することで、涙は流れなくて済んだ。
もっと自分の接客に自信を持ちたい。
「ゆりちゃん変わったね。前のゆりちゃんだったら落ち込んでたろうし
泣いてただろうし。話し方も変わったね。」
そう言ってもらえたことが嬉しかった。
久しぶりのメールに思わず電話をかけてしまって
近況を話したりして。
今のワタシがここで立ってられるのは
恋人のおかげ、でもあって、ワタシ自身が強くなったのもあって
一緒にいて向上出来ることがこんなに嬉しいとは思わなかった。
初めて感じる気持ちです。