ニッキ ゆり 【HOME】
- 2004年02月09日(月)
テスト期間中は授業時間と違って、休憩時間がやたらとある。
余るくらい。もういいよっていうぐらい。
今日の昼休みは1時間30分もあった。
テスト開始から30分後には退室出来るから
ワタシはもっぱら30分で退室してしまうので、休み時間が多くなる。
どうあがいてもわからないなら、もういい!出てしまえ!がいつものパターン。
決して、すぐに解けるからじゃぁないんだなぁ。
そうだったらいいんだけど。
長い昼休み、今日はモスへ行った。
北のコロッケフォカッチャ。友達はバーベキューフォカッチャ。
くっだらない話ばかりしながら、大笑いしながらモスで過ごす時間は
周りから見れば、長い春休みを過ごしている大学生に見えたかもしれない。
どう見たってテスト中の学生には見えなかったはず。
ごはんメモが使えないから、最近写真を撮らなくなってしまって。
撮ろうと思っても食べた後に思い出してしまう。
午後のテストが終わってから、少しだけ明日の勉強をして
なーんだか散歩したい気分だったから
電車に乗って隣りの街のスタバまで行った。
散歩にしては遠出。
スタバは混んでいて、座れなくて、この前座った外のテラスしか空いてなかった。
しかたなくドトールに行って、スタバで飲みたかったカフェモカMを注文。
携帯にメールが入ってきて、駅近くのドトールにいると返信したら
30分くらいたった頃に友達がやってきた。
思い切り地元着な格好に笑った。
赤いジャージに紺の上着。黄色のニットって、信号じゃない!
そう言ったらあるものをとりあえず着てきたと言ってタバコを吸った。
遠出の散歩を少し早めに切り上げて駅に降りると
「今駅にいた?」とメールが来た。
「いました。何故?」「見かけたから。」
なら声かけてよー!と返信したかったけど、それ以上返信はしなかった。
ワタシもメールの送信者を見かけていたから。
楽しそうに、嬉しそうに笑っている姿を見て、
ワタシは少し、ほんの少し立ち止まってしまった。
それは誰なのか確認するくらいのほんのちょっとの動作。
誰なのかわかって、その隣りに誰かがいるのがわかって
一瞬、食い入るように見つめて、足早に歩いて家に戻った。
いつもより早足だった。
息を切らしながら必死に歩いていた。
知るには早すぎたし、見かけるのにも早かった。
家に戻って法学と医学と介護概論っていう小難しいテキストを広げて
ひたすら頭に叩き込んだ。
アンダーラインを引いて、引いて引いて。
いつも見ていたテレビもドラマもバラエティーも見ないで
無音の中で、ただ、ひたすら覚えた。
真剣になることで、何かに集中することで
頭の中は勉強でいっぱいになってくれた。
安心したらお腹がすいて、温めた豆乳にココアを入れて飲んだら
思いのほか美味しくて、あっという間にからっぽになった。
一服してからまたテキストとにらめっこ。
気まぐれな時間にルーズな友達からは相変わらず連絡が来ない。
気になってメールして、1時間後に電話して。
無反応なので、今日はもういいや。
明日は何もなかったかのように普通に話すだろうし
友達もそういう人だ。
はっきりしないことを待っている間に出来る事はたくさんある。
やるべき事をしながら時間が過ぎていけばいい。
「待つ」ことを意識しないでいたい。意識したくはない。
ドトールの時もそう。
待つことはしていなかった。
ほんの少しの休憩。
飲み終わったら帰る、そう決めていた。
朝からホットケーキを食べて少し胃がもたれてしまったので
朝からホットケーキはやめよう。
もたれたうえにモスだ。
今日は胃に悪いことばっかりだったかな。コーヒーも飲んだしね。
朝は豆乳バナナジュースがいい。今のところ一番いい。