ニッキ ゆり 【HOME】
- 2001年06月11日(月)
本当の優しさってなんでしょうか?
いいウソと悪いウソがあるけれど
その人の状況を考えていいウソをつくコトは本当の優しさなの?
そんなウソの中で幸せを感じる事が出来るの?
・・・出来るんだよね。不思議なことに。
ウソだって気がつかない限り、その人は幸せの中にいる。
ずっとずっと気がつかなければ・・。
偽りの幸せになるのかもしれないけれど
傷つくよりはいいと思う。
・・だけど、ワタシはいいウソは嫌い。
どんなことでもウソが嫌い。大嫌い。
ウソをついてまで、自分をいい人だと見せたいとも思わないし
ウソをついてまで、他人に自分は幸せだなんて言いたくもない。
正直にいたい。いつも。ずっと。
ワタシは最近、人がウソをつくときが分かるようになった。
友達も恋人も家族も先生も・・・みんな、だいたいわかる。
それが全部あたるわけじゃないけど、長い付き合いの人は
だいたい・・・あたって欲しくないけどあたってしまう。
だから、怖い。話すってことが。
そして、自分って言う者が惨めに感じてくる。
『ワタシ嘘つかれてるね』って自分で自分に言うのが悲しい。
でも、それがワタシの為の優しさなら・・・
もし、ウソを言った人がワタシの為だ、と思って言っていたのなら
とても複雑になるんだろうな。
ワタシの為になんて思わなくていいよ。
きっとそう言うと思う。
ワタシはどんな世界でも生きていきたいから
辛くても汚くても、本当のことが知りたい。
知りたいという欲求が多すぎるのかもしれないけれど
『素直』に『正直』にいきたい。
だから、後から知らされる本当のことを、全部受け止められる力が弱い。
後から知る本当の事ほど、辛いものはない。
今まで信じていたモノが全て、全て、ウソで裏切りになる。
だったら最初から本当のことを知って、辛いなかでも
真実をみつめていきていきたい。
その方がワタシは前に進む力がでてくる。
ワタシの日記で誰かが凹んでいることを知った。
とても大切な人だった。
ワタシには書く資格がないのかもしれない。
ワタシがコトバを発する事で
誰かが傷つくなら、やめてしまったほうがいい。
ワタシは大切な人をもう傷つけたくない。
だから、気をつけているけれど、やっぱり駄目なの?
大切な人は傷ついているの?
恋人の精神安定剤になれる日は遠いのかもしれない。だけど・・
諦めたくない。絶対絶対諦めたくない。
このコトバはからっぽじゃないよ。
ホントだよ。
本当に思っていることは言葉にあらわせない。
だけど、それをなんとかかんとか、がんばってコトバにして伝えたい。
だからワタシは毎日ちょっとずつコトバを探して書いていく。
愛の定義なんてわからないけど
優しさの定義なんて知らないけど
ワタシなりのコトバで私なりに考えて書いていきたい。
誰が読むでもない日記だけど
誰かが読んで傷ついたのなら
ワタシはワタシは書くことをやめるよ。