ニッキ ゆり 【HOME】
- 2001年02月26日(月) 近くの存在・遠くの恋人
知り合いの、少し年上のお姉さんからこんなことを言われました。
「遠くにいってしまった恋人を思い続けていられる人ってのは少ないよ。
だいたいは、近くの人に思いが移ってしまうんだよ。近くの方が会えるしね。」
そう言われて、なんだか悲しくなってしまった。
ワタシの今の現状が、ではなく、そう思うことが。そう思ってしまうことが。
人それぞれ考え方が違うから、こうやって思うのは当たり前なんだろうけど
ワタシは、遠くにいってしまった恋人でも思い続けられる。そう思う。
近くに人はいっぱい、嫌というほどいるかもしれない。
だけど、そんな簡単に気持ちがうつるものではないと思う。
そんな簡単に移ってしまうなら、今のこの気持ちはなに?・・そう思う。
ワタシは、ワタシはそんな風にはならない。
恋人は・・どういう考えなのか、わからないけれど。
ただ、どちらかが努力をしなくなったら切れてしまうものだと思う。
手を繋ぐ努力をしなくなったら、二人は離れ離れになってしまう。
今のワタシ達はきっと大丈夫。
ワタシは、普段の努力はあまり長続きしないけど
恋人のことになると、思った以上に努力ができて、すごいパワーが生まれる。
歩いて20分ぐらいの距離に今ワタシ達はいます。
でも、ほとんどそれは週末だけのことで、
それに週末いつも会えるわけでもなく、ただ、近くにいるだけで
ただ、それだけなんです。
それだけでも、1時間かかる距離にいる日とは全然違う気持ちになる。
ココロが軽くなる。それも手にとるようにわかる。
歩いて20分でも会えない日ってなんだかもどかしい。
走れば10分もかからない。それなのに会えないなんて…。
近くのレストランに行けば、偶然会えるかもしれないけれど
恋人が誰といるのか、知りたくはない。
知ってもどーにもならないわけで、会ったからといってしゃべれるわけでもない。
ほんの少しの期待をもっていつもそのレストランに行くけれど
やっぱり勇気がなくてすぐに出てきてしまう。
弱虫すぎて情けないです。ワタシ。
いつか二人が同じ所に住めるようになればいいのにな。