FAプレミアリーグ・アジア・トロフィー - タイ代表プロフィール - 2005年07月05日(火) さてさて、今年の夏は欧州勢が日本に死ぬほど来るのですが、 日本だけじゃなくて、結構色々周ってくるのです。 そんなアジアツアーの中で、東南アジアで行われているのが、 イングランド・プレミアリーグの公式プレシーズンマッチ。 前回はマレーシアだったのですが、今回はタイで行われます。 名前はFAプレミアリーグ・アジア・トロフィー2005。 (前はアジアカップという名前でありました) んでも、さすがイングランド。 どんな相手だろうと、結構しっかりしたプロフィールを 作っておりました。 てなわけで、プレミアリーグ公式ページからタイ代表 プロフィールを訳してみました。 ----- ボルトン・ワンダラーズ、エヴァートン、マンチェスター シティー、そしてタイ代表は、今年の夏、バンコクで 行われる”FAプレミアリーグ・アジアトロフィー05”に 参加することとなる。 premierleague.comが、タイ代表について紹介してみる ことにしよう。 ★タイ代表の歴史 タイ代表は1916年に組織され、FIFAの加盟は その7年後となっている。 タイは74年大会に向けたW杯予選に参加して以来、 9大会連続予選に参加しているが、最終予選にまで 残ったのは2002年大会予選の1度きりとなっている。 タイ代表はタイガーカップで96年、00年、02年と 優勝しており、東南アジア競技大会においては現在王者に 位置する。 東南アジア競技大会では、11回のタイトルを獲得して いる。 ★マネージャー(監督):チャルンウィット・ポルチーウィン ポルチーウィン(Charnwit Polcheewin)は、この16ヶ月で 5人目となるタイ代表監督であり、就任は2005年3月で ある。 これまでの4人の顔ぶれは、 ・元アストン・ヴィラ及びイングランド代表のピーター・ウィズ ・ブラジル人のカルロス・ロベルト・カルバリオ ・タイ人のチャチャイ・パホルペット ・元ドイツ代表ジークフリート・ヘルト となっており、ヘルト氏からタイ代表を引き継いだ形と なった。 元タイ代表の彼は、タイで最も尊敬される監督の1人に 数えられ、東南アジア競技大会の王座防衛を目指している。 ★キープレイヤー ☆コシン・ハタイラタナク(Kosin Hathairattanakool) 彼は既にイギリスのチームとの対戦を経験済みのGK である。 ニューカッスルが昨年の夏、親善試合で対戦したタイ代表 メンバーの一人であるからだ。 その試合は90分で1−1となりPK戦となったが、彼が ジェームス・ミラーのシュートを弾き、タイ代表に勝利を もたらしたのである。 また、コシンはW杯一次予選の対UAE、対イエメン戦で 無失点に抑え、評価を高めた。 ☆テーラテップ・ウィノチャイ(Teerathep Vinothai) エヴァートンとクリスタル・パレスでトレーニングの 経験ある才能に溢れた若手ストライカーであり、彼の 目標はタイ初のイングランド・プレミアリーグの選手と なることである。 彼は2001年マレーシアで行われた東南アジア競技大会、 でその存在感を見せ、2002年のタイリーグ王者、 BECテロサーサナに20004年初めに加入した。 空中戦に強く、ポジショニングにもセンスがあり、ボール の扱いにも定評がある。 ☆ダッサコーン・トンラオ(Datsakorn Thonglao) タイU20代表時代にはチームの最優秀選手にも選ばれた 中盤の選手である。W杯予選、そして対ニューカッスル戦にも 出場した選手であり、PK戦でニューカッスルからゴールを 決めた選手である。 BECテロサーサナのキープレイヤーでもあり、スキルの高さ だけでもなく、得点力もある。 ★FIFAランキング 現在タイはFIFAランキングで88位。スコットランドから 4位下に位置する。 タイはW杯予選で既に敗退しており、一次予選では北朝鮮、 UAEに次ぐ3位の成績だった。 ASIA TROPHY 2005: THAILAND ----- コシンは今季リーグ優勝したタバコ・モノポリー所属。 アジアカップで、日本代表とやりました。 ダッサコーン(彼もアジアカップでやった)とテーラテップは、 ACLで横浜FMとやっています。 ダッサコーンはその試合には出なかった気がしますが。 んで、この記事にも東南アジア競技大会(SEA GAMES) という名前が出てきたと思いますが、この大会は東南アジア版の 五輪大会でして、サッカーはU23の大会です。 というわけで、記事中はタイA代表っぽいのですが、 実際はU23(が中心?)というチームになります。 タイU23はこの大会の後、レアル・マドリードと 親善試合をやったりします。 タイにとって、この大会は東南アジアの盟主の座を賭けた 戦いになるはずです。 U23とはいえ、この大会は東南アジアでは、相当重要な 大会ですから、タイガーカップという東南アジア版 ワールドカップでまさかのGL敗退をしてしまったタイに とっては、絶好の名誉挽回のチャンスなのです。 おそらく世界から見たら、今回のアジアトロフィーは プレミアリーグの3チームのPSMでしょ、くらいの 扱いだと思いますが、タイの立場なんかを知っておくと、 結構注目できるんじゃないでしょうか。 ちなみに、バンコクとプーケットでやるとかやらんとか。 7月20日から23日までです。 日程的に、多分トーナメントっぽいと思います。 そんで、ボルトンはその大会後、川崎とやります。 絶対疲れているので、川崎はチャンス!(笑) てなわけで。 ...
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