取り急ぎボールボーイを - ラオス - 2005年01月12日(水) さて、タイガーカップも決勝戦第2戦と3位決定戦を残す だけになりました。 しかし、GL敗退した国々のサッカーが終わったわけでは もちろんなく、国内リーグも次々に開幕しております。 ここんとこ、シンガポール・ミャンマー躍進!インドネシア復活! みたいな、アッパーなノリで、なんだかんだ言ってもアセアンの 未来は上向きなのか?と僕自身は微妙に感じておったのですが、 まだまだ問題は山積みのようで。 というわけで、ラオスリーグ開幕の模様をば。 ----- ■ラオスリーグ、ガラガラのスタジアムで開幕 Lao League begins with empty stadium Sisay Vilaysack 2005/01/11 ラオスのサッカー1部2部、両リーグが2日間かけて開幕したが、 すでに主催者側は地元ファンからの不満の声を受けている。 ラオ・リーグはラオス国民のサッカーへの関心を発展させるのに とても重要なものだ。そして未来のラオス代表選手となるような 若手育成にとっても、重要視されるべき大会でもある。 3ヶ所で8チームが開幕ゲームを迎えたが、ほとんどのスタジアム では観客は見受けられず、親族とサブメンバーの数の方が、観客 よりも多い有り様だ。 これでは選手のやる気も起きないが、それ以上に長い目で見て スポンサーがつかないことになり、運営側への大きな問題でも ある。 多くの企業は、自社の商品や名前を多くの人に見てもらうために 広告を打ち出すため、スポンサーとなるのだ。 もし試合が誰もいないようなスタジアムで行われれば、だれも スポンサーになろうとは思わないだろう。 多くの地元ファンは、アマチュアの大会ではなく、(リーグも) 国際大会のように運営して欲しいと呼びかけている。 というのは、彼らはラオス・サッカーの改善を願っているからだ。 ファンの中には、もし国内大会がこれまでと同じような運営を されていくなら、代表チームは今後国際大会でも勝てないだろう とも言う。 土曜日行われたリーグ1のラオ−アメリカン・カレッジFC対 ラオ・ジャーナリスト・アソシエーションとの試合、そして 次の試合の運営は、お粗末なものだった。 セキュリティーの為の警察官はいなかった。 そして、アジアでの国際試合の時はFIFAアンセムと共に FIFAのフェアプレーフラッグをもって選手が入場するのが 普通だが、ラオスリーグ開幕戦、そんなものはなかった。 この試合での他の問題点を挙げると、ボールボーイが いなかった。 だから、ボールがピッチから出ると、選手がボールを追い かけねばならなかったのだ。 ボールが大きく外れると、取りに戻ってくるのに時間がかかり、 ゲームのテンポは遅れ、ただでさえ少ない観客の興味を そがれることになってしまっている。 しかも、国立競技場のスコアボードが使用されないため、 すこし遅れて入場した観客は誰がメンバーで、今何対何なのか も分らない。 試合中、運営側はかなり怠慢だ。ゲームに集中するには席に つくべきなのに、観客は陸上トラックまでぶらつき歩くこと すらできたのだ。 - The next scheduled Lao League game is on Wednesday: (All matches will kick off at 3:30pm) Bank FC - National University FC at the National Stadium MCTPC - Lao-American College FC at the Army Stadium Lao Journalists' Association FC - Vientiane FC at the National University Stadium. - Other results on Sunday, League 1: National Public Security 4 Road Construction No 8 FC 1; League 2: Vilakone 3 Moon the Night FC 1. http://www.vientianetimes.org.la/Contents/2005-06/Lao%20league.htm ----- こんだけボロクソ書いていながら、次の試合のスケジュールを 載せる記者に、ジャーナリスト魂を感じないでもないが、、、 うう…ひでぇなぁ…てか、年明けからドンヨリしてしまったじゃないか、 ヴィエンチャン・タイムス! まー、これがラオ・ウェイじゃい!というのならアリかも しれんが、たしかにコレにはこの記者さんも怒るだろう。 まず改革はボールボーイとスコアボード、どっちだろうか。 やっぱまずは、ボールボーイな気がする…。 …でも、日本のリーグも観客が誰もいなくて、デートスポットに ピッタリと言われた時期もあったらしいぞ。 同じアジアじゃないか。 いつかきっと、ラオ−アメリカン・サポはウゼえとか、 ペン・サポ(ラオスジャーナリスト協会サポ)はセコイとか、 国立は聖地だ、この野郎とか罵り合える日は必ず来ると信じているぞ! ...
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