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10 minutes: ドラゴン、聖林に足跡をつける(2) - 2004年05月19日(水)

米国4大スポーツの一つ、メジャーリーグ観戦に
行って参りました。

カードは、ロスアンゼルス・ドジャーズvsシンシナティ・レッズ。

なお当方、野球を観にいくのは予備校生以来であります。
しかも、TVでも全く観ない野郎であります。




セキュリティーは、そんなに厳しくありませぬが、
制服に威圧感あります。




しかし、モギリのニーちゃん・ネーちゃんは、古き良き
アメリカな出で立ちであります。素晴らしい。




すげービビったのは、入場者全員!にタダでTシャツを
配っておりました。なんつー太っ腹な・・・。

サイズがデカ過ぎるぞ!と言うと、小さめのサイズもくれます。



やはり、メリケン野球観るならホットドッグじゃい!
と思って買ってみると、ナンと、

パンとソーセージだけ

というシンプルな物を手渡されます。


キャペツとかそーいうのが既にかかっていて、それを
ホクホクと食べる図、というのを想像していただけに、
ちょいとビックリ。


で、登場するのが日本では見ないスーパーマシン。




これは、ホットドックにマスタードとケチャップをかける
マシンであります。

その隣に、タマネギとピクルスがたっぷりあって、
セルフでトッピングするのでありました。

ただこのマシン、使い加減が分かりにくく、俺のホットドッグは
マスタードでまっ黄色に染まってしまったのでありました。

うう・・






試合前のドジャーズスタジアム。キャパは6万人くらいか?
3階構造になっていると、妙にワクワクしますな。




ちーと感動したのは、国家斉唱中、入場中の人もスタッフも
全員その場で止まるんですわ。時々胸に手を当てている人も
いて、パトリオットっちゅーのを感じたわけです。





試合中は結構人が入りました。5万3,4千人だったとおもいますが、
競技専門のスタジアムってのは見やすいですね。

つーことは、陸上競技を観ると、トラック付き競技場の素晴らしさ
がわかるのだろーか・・・?

一度国立か横国で陸上を見てみよう、うむ。




建物自体は、結構古めかしい感じです。
内部を歩くと結構わかります。




そんなのもあってか、ドジャーズのファンは、昔(50年代
くらいか?)のユニを着ているようなオッちゃん達が結構
いました。


応援のスタイルも、やっぱしNBANHLなんかと同じ、
クラブ側が「さーやりましょー」というタイミングでやってくれます。



サポ(というかファン)は、白人・ヒスパニック・アジア人が
多く、アフロ系の人々は若干少ないかな、という印象です。

あー、L.A.だなーと思ったのは、「ラバンバ」が流れると、
他の曲よりも多くの人が口ずさむのであります。


曲で思い出したのですが、7回表が終わると、みんな
立ち上がってなにやら歌を歌い始めます。


結構有名なので、知っている方が多いと思いますが、
「Take me out to the ball game」という歌です。

前に座っていた若いアンちゃんたちも、すっげー楽しそうに歌う姿に
どんな歌なんだ?と思っておったのですが、こんな感じです。
(歌詞はパクるとヤバいっぽいので、俺的翻訳)


 
 あたしを野球に 連れてって
 Take me out to the ball game,
 
 あの満員のスタンドへ 連れてって
 Take me out with the crowd.
 
 買って頂戴 ピーナッツとキャラメルがけのポップコーン
 Buy me some peanuts and cracker jack,
 
 帰りのことなんて どうでもいいから 
 I don't care if I never get back,
 
 我らがチームをとにかく応援するの!
 Let me root, root, root for the home team,
 
 だって負けちゃたりしたら、そりゃ悔しいでしょ?
 If they don't win it's a shame.
 
 ストライク ワン! ツー! スリー!で アウト!
 For it's one, two, three strikes, you're out,
 
 それが昔っから 野球ってものでしょ
 At the old ball game.
 
 

結構適当に訳したのですが、内容はこんな感じで、女性が
ボーイフレンドに言っている状況の歌らしいです。


帰国して、歌詞をじっくり見ていると、

「♪オレタチノ〜」的な応援歌が多いJリーグに比べて、
ちょっと遠まわしな感じが俺的に激ラブ。


「♪今すぐ君に会いたい、そして抱きしめたいんじゃー」


ちゅーストレートな、若さのリビドーほとばしるラブソング
じゃなくて、同じ愛の表現でも、

欧州:フランス映画みたいに、女がギャーギャー騒ぐ(偏見大)
米国:小粋な、昔のMGM映画のミュージカル的な愛の表現


の違い、ちゅーのがあるかも知れぬ・・・という妄想をして
おりました。


オーロラビジョンではリプレイを見せない、つーのもオドロキですが、
(ドジャーズスタジアムだけなのか?)、スタッフの服装や
流れている曲、ファンの格好なんかも合せると、

野球=「古き良き米国の良心的伝統スポーツ」

というイメージが心に残ったメジャーリーグ観戦でありました。



ま次回米国に行くときは、NFLとNASCAR観戦が目標
であります。はい。




...



 

 

 

 

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