SEA GAMESについて - 東南アジア - 2003年11月04日(火) SEA GAMES(シー・ゲーム)とはなんじゃ?という方々も 多いと思いますが、日本語直訳は東南アジア競技大会。 いわゆる東南アジア版オリンピックでして、サッカーは競技種目の 1つにすぎない大会です。 日本が属する東アジアにも、同じような地域大会に東アジア大会、 という地味な大会がありまして、2001年は大阪で開催されました。 うーむ、アジアカップとかアジア大会とどう違うんじゃー!ぼけー! と思う方も多いと思うので、日本が対象になる大会で簡単に説明すると…
となるわけであります。 これと同じように、東南アジアの国々は・・・
とまあ、こんな感じになります。 五輪のサッカーは年齢制限(U23)があったように、アジア大会も ありました。そんで、SEA GAMESも同じようにあります。 (東アジア大会は・・・忘れました) 最近ベトナムU23代表が、アジアカップ予選で韓国A代表を破る! つーニュースがあったと思いますが、実はこのSEA GAMESが 絡んでおります。 ベトナムはSEA GAMESの今大会のホスト国。 アジアカップは本来ならA代表が出場するのですが、ベトナムは SEA GAMESの強化として、U23を出場させたのです。 そんなSEA GAMESの歴史はと言うと・・・ 1958年5月22日、第3回アジア大会(東京)にて東南アジア数カ国が 参加した際、タイによって東南アジアにおけるスポーツ連盟の設立の提案 がなされました。 この時の組織名は、Southeast Asian Peninsular Games Federation、 頭文字をとってSEAP大会連盟です(Eは、SOUTH-EastのEです)。 (※ニュアンス的には、インドシナ半島連盟ですね、多分) この提案は、全ての東南アジア諸国によって受け入れられ、 以下の目的のもと、大会を運営するということが決定されました。 ・東南アジア地域すべての国家間の友好・理解・結束の強化 ・アジア大会および五輪での好成績記録のために、東南アジアの スポーツ戦術、技術、競技内容の質の向上への絶えまぬ援助 その後1959年、第1回SEAP GAMESが開催されます。 このときのメンバーは6カ国でした。 (ラオス、マレーシア、ビルマ、シンガポール、南ベトナム、タイ) SEAP GAMESと言う名前は、1975年まで使用されましたが、 1977年の第9回マレーシア大会からフィリピンとブルネイが参加し、 名前もSEA GAMESと改められました。 現在は東ティモールも加盟し、11ヶ国参加の大会となっています。 開催は2年に1度。五輪とアジア大会の間に行われます。 五輪はIOC、アジア大会はOCAが主催しているように、SEA GAMES の主催はSEASF(Southeast Asian Sports Federation, SEASF)。 本部はタイのバンコクです。 ちなみに東アジア大会は、東アジア競技大会連合(EAGA)が主催です。 本部は日本にあります。 サッカーに目を向けると、過去21大会中タイは10回の優勝をしており、 93年からは5連覇しています。次はビルマ(ミャンマー)の5回です。 2001年からは、目的である五輪やアジア大会に年齢制限が付いたのと 同様、U23の大会となりました。 今大会は、フィリピンとブルネイと東ティモールはサッカー競技に 参加せず、8チームの参加となります。 なんだ、地味そうだなー、と思うかもしれませんが、ところがどっこい これはこれで相当盛り上がるらしく、しかもサッカー・クレイジーさでは 東南アジアでもトップクラスのベトナムで行われますんで、恐らくベトナムが 勝ち進んだ日にゃ、日本の外務省からまたナントカ勧告とかでる・・ハズっす。 てなわけで、これで・・・ あんまし自信ないんで、なんか間違ってたら掲示板にチクって下さい。 ...
|
メール ホームへ |