アジアカップ・中国2004 予選ラウンド・グループB - シンガポール - 2003年10月01日(水) 前回の続きで、今度はグループBです。 ----- ■グループB:パレスチナ・カタール・シンガポール・クウェート (前半はカタール及びパレスチナについてなので略) 昨年(2002年)12月に行われたアラブカップで、 パレスチナに引き分けたホスト国のクウェートは、 Radojko Avramovic監督を解任。 クウェート代表監督には、Pauro Cesar Carpeggiani氏 が新たに就任した。 Avramobic監督は、昨年の西アジア競技大会でチームを 優勝に導き、シドニー五輪でも実績を上げた人物である。 98年W杯でパラグアイを第2ラウンドまで率いた ブラジル人のPauro Cesar Carpeggiani監督にクウェート 代表監督の座を受け渡すと、次はシンガポール代表の アジアカップ予選突破という新たな任務を負うこととなる。 湾岸諸国のサッカーに熟知した元ユーゴ代表選手である Avramovic監督の存在は、西アジアの対戦相手にとって 大きな脅威ではあるが、シンガポール代表監督に6月に 就任したこともあって、あまりにも準備期間が短い。 シンガポールはAvramovic監督のもと、香港を4−1で 破ると言う好スタートを切った。しかし次の対日本五輪 代表戦では、日本側が万全の体制でなかったにも関わらず、 0−1で破れた。 歴史的に見て、西アジアでは成功を収めているチームの 一つであるクウェート代表だが、今回のグループで対戦する シンガポールとの対戦は、クウェートにとっての悪夢を 思い起こさせる。 2年前のW杯アジア地区予選で、シンガポールでの対戦時、 Bashar Abdullaは、シンガポール相手に先制点となるゴール を決めたものの、4分後、Noa Alam Shahに同点弾を叩き込まれ、 結局1−1で引き分けた。 この引き分けは後に、同グループのバーレーンとの試合での敗北 (ホームで0−1)に影響し、W杯最終予選に進出することが 出来なかったのである。 (以下略) :From Football Asia 9月号"TARGET:China2004"より ----- Radojko Avramovic監督は、イングランドかどっかでプレイしてた とき(多分、ノッツ・カウンティとコベントリーのGK)、Radojko (Rah-doy-koh、ラドイコ)の読み方が誰も出来ないので”ラディー” と呼ばれて以降、Raddy Avramovicと書かれる場合もあったりします。 ま、アジアカップで日本もカタールと当たると新旧監督が… 的な話もあったりしますが、シンガポールとクウェートは そんな感じなわけであります。 ちなみにラディー・アブラモビッチ監督の見た目は… てな感じで、ワルサーとか、ルガーとか、コルトとか が似合いそうでカッコイイです。 てなわけで、次こそインドネシア。 ...
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