東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

アセアン入りは僕の夢 - モルジブ - 2003年08月05日(火)

さて、東南アジアクラブ選手権は、まさかのゲスト参加の
イースト・ベンガル(インド)が優勝しました。

南アジアのチームが東南アジアにやってきたりするのは、
それほど珍しいことではないのですが、南アジアの国から
みた東南アジアちゅーのはどうなっているのか、予想だに
しなかったのです。

そんな中、とっても興味深い記事があったので適当訳を
します。


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■モルジブ、東南アジア地区へ -- サッカーの夢、かなう。

2003年7月21日(月)

FEATURE reported by Moosa Latheef


MALE, July 21 (HNS) --

モルジブサッカー界の夢が現実となった。

先週アジアサッカー連盟(AFC)が、モルディブを12番目の
東南アジア地区の国と設定したのである。

「この決定は、モルディブ・サッカー界のより大きな進歩へ
 の道を開くだろう。」

先週マレーシアのクアラルンプールで行われたAFC総会に
出席したモルディブ・サッカー協会総長のIbrahim Ismailが
コメントした。



Ismail氏はまた、モルディブは不規則かつ不安定な開催である
南のアジアのサッカー大会に、現在依存する必要はないと述べた。


「モルディブは、アセアンのメンバーになろうと試みてきた。
 というのは、南アジアのサッカー大会は、定期的に行われて
 いないからだ。

 このような状況で、どうやってサッカーを発展させられる
 というのか?」


Ismail氏はモルジブサッカー協会(FAM)が長年アセアン
各国とアセアン地区加入に関して話し合ってきたという。

そして先週、モルジブが東南アジアのサッカー界に入るという
決定は、長年の夢へ実現に向けた第1歩となった。



「ビジョン・アジア」のもと開催されたKLでの会議では、
AFCはアジアを4つのサッカー地域に分割した。

これまでモルジブが参加してきた南アジアは、「中央・南アジア」
というカテゴリーとなり、

・アフガニスタン
・バングラディッシュ
・ブータン
・イラン
・インド
・キルギスタン
・ネパール
・パキスタン
・スリランカ
・タジキスタン
・トルクメニスタン
・ウズベキスタン

という構成となった。


しかしながら、たとえモルディブが現在アセアン地区に入ったと
言っても、モルジブはこれまでどおり南アジアの大会である、
SAFF選手権(前大会2位)や他の大会に参加することが
可能である。

ただ一つの違いは、アセアンにおけるAFCが組織する公式大会
にモルジブが含まれることになるであろうという点である。

AFCチャンピオンズリーグ、W杯地区予選、五輪地区予選、
そしてアセアンで最も大きなイベントである、タイガーカップ
などの大会がここでは挙げられる。



FAM幹部のHaveeru氏は次のように語った。


「モルディブは、東南アジアと近い関係になったこと
 に喜びを得ている。

 KLでの会議では、モルジブがアセアン地区へ入ること
 が最初の決定事項だった。

 アセアン諸国の決定にしたがって、AFCが承諾した
 のだ。」


モルディブのサッカー関係者・選手・ファンは、AFC
及びアセアン諸国がモルジブを東南アジア地域へ受け入れる
決定を歓迎している。



「これはモルディブ・サッカーの大きな進歩です」



とAhmed Shahir氏(モルディブ代表チームのマネージャー)
はコメントした。

Shahir氏はマレーシア・タイ・シンガポールといった
東南アジアの強豪国と、モルディブ代表チームにおいて
対戦した経験を持つ。

彼は、モルジブが東南アジアの地域に入ったことにより、
サッカーの様々な面において素晴らしい経験をえること
ができると述べた。


「例えば、私はマッチ・コミッショナーとして南アジア
 地域を訪れる場合があるが、そこで何か新しい経験を
 得たことはない。

 しかしながら、同様の場合の東南アジアへの訪問において、
 私は多くのものを学んだのだ。」

とShahir氏はHaveeru紙に語った。


彼は、東南アジアでのサッカー大会に関する設備や、準備を
含めたスケジュールに関しても、視野に入れていた。


「東南アジアでの交通事情は、比較的良い状態だ。
 バングラディッシュ、パキスタンといった南アジアでは、
 準備に2日ほど費やすことを念頭にいれなければならない。」



「これはモルディブ・サッカー発展にとって素晴らしいチャンスだ」

とIsland FC監督(1部リーグ所属)、Mauroof Ahmed氏は言う。


「我々は迅速にサッカーの発展のプログラムを組織的に始める
 必要がある。」


彼は5ヵ年計画のサッカーの発展プログラムを始めることにより、
モルジブが大きく発展できると考えている。

Mauroof氏の個人的な友人には、Fandi Ahmedがいる。彼は東南
アジアにおける偉大なサッカー選手の一人であり、最近は
シンガポール・リーグのチャンピオン、SAFFCの監督でもある。

Mauroof氏は、モルジブの選手も東南アジアのリーグでプレイ
できる可能性を得たと述べる。


「モルジブの選手が、マレーシア・シンガポールリーグでプレイ
 できるチャンスは大きく開いた。」


Mauroof氏は、シンガポールリーグのシーズンオフにはシンガポールを
訪問し、Fandi氏と情報交換を行っている。


モルジブサッカー協会事務局長Hussain Rasheedは、いくつかの
東南アジアのクラブチームが、モルジブの選手獲得に興味を
示したと語った。


「何人かのスカウトは、モルディブの選手の実際のプレーの様子を
 知りたがっている。彼らはモルジブ出身の良い選手を捜している。」


先週木曜日、モルジブはAFCのU17及びU20の大会に東南アジア地区
として始めて抽選に入った。

抽選の結果、モルジブはAFC・U20選手権ではグループ11に入り、
地区予選の対戦相手はインドネシアとフィリピンとなった。

この大会は、来年マレーシアで行われる。

2004年日本で行われるAFC・U17選手権ではグループ10で、
ラオス・ミャンマーと対戦する事が決まった。


:Haveeru Daily紙 7月21日の記事より
http://www.haveeru.com.mv/english/news_show.phtml?id=1859
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うーむ・・非常に興味深い話である。

モルジブから見ると、東南アジアはサッカー強豪国が
ひしめき合う地区だったのか。

AFCの地区カテゴリー分けで、何故モルジブがアセアンにっ!
とか微妙に思っていたのだが、長年の片思いの結果だったんだなぁ。


タイガーカップとか、もうユーロ2004とかぐらいの感覚
なのかもしれん。

STAR☆SPORTSでタイガーカップを見てハァハァする
モルジブ人ってのも、現実にいる可能性があるとみた。

タイ代表にやたら詳しいモルジブ人、てのも恐ろしいが。



あと、交通事情は東南アジアってそんなでもない気がするのだが、
シンガポールとかマレーシアは確かにいいかもしれんな。
都会だしな。


でも、シンガポールだけ見て「アセアンって都会〜♪」と
思っていたらどうしよう。


ラオスの首都、ビエンチャンを見て「うう・・首都・・ですか・・」
とビビるモルジブ人を期待(笑)。


あ、マレーシアとかシンガポールとかって、モルジブの面倒見
よさそう。

「モルジブ君、大会にエントリーしておいたから来なさい。」

とか、アニキっぷり爆発しそうだな。

インドネシアは面倒見悪そうだが(笑)


それにしても・・・・

モルジブは次回のタイガーカップ参加するのか?
SAFF選手権は出られるとか言っているが、
 これもタイガーカップ同様AFC主催大会のハズ。)

AFF(東南アジアサッカー連盟)入りもそのうちあるのか??

まだまだポジションが微妙なモルジブ君でした。


...



 

 

 

 

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