きょうの読書
DiaryINDEX|past|will
2006年06月05日(月) |
「幸福な食卓」 瀬尾まいこ |
「大きなものをなくしても、まだあった、大切なもの。」 とっても切なくて、ちょっとおかしくて、あったまる。 いま最注目の作家が放つ、心にふわりと響く長編小説!
「父さんは今日で父さんをやめようと思う」。・・・父さんの衝撃的な一言で始まる本作品は、いま最注目の新鋭作家・瀬尾まいこ氏による4作目となる長編小説であるとともに、主人公・佐和子の中学~高校時代にかけての4編の連作による構成となっています。 佐和子の“少しヘン”な家族(父さんをやめた父さん、家出中なのに料理を持ち寄りにくる母さん、元天才児の兄・直ちゃん)、そして佐和子のボーイフレンド、兄のガールフレンドを中心に、あたたかくて懐かしくてちょっと笑える、それなのに泣けてくる、“優しすぎる”ストーリーが繰り広げられていきます.
ちょっとおとぼけででもせつなくてほんのり温まる家族の風景。読んだあと無性にシュークリームを作りたくなりました。よしこさん、いいですvv
|