「のほほん」って茶の横に、
「タンポポ茶入りました」と書いてある。
それをテーブルの上でぐーるぐーる回しながら、
バカがひとことこう言った。
「遠心力、入りました」
今日は兄貴から、1389キロバイトのメールが届いた。
何事?! と開くと、たった一言、
「はい」と書いてある。
問題は添付のMP3。
「Unknown artist--開国」
というタイトルで始まったそいつは、なんと六分の大長編。
へんな外人(ニセ外人?? わからん)が、
「開国し〜てく〜ださ〜いよォ〜。ね〜、開国〜〜」と、
絶妙なイントネーションで語り出す。そして逆ギレ。
「なんで? なんで開国しないの? こっ、こ、この……
ちょんまげ!!
それで何を表現したわけ? 怒り? 悲しみ?」
そして話は何故か孫が生まれた話にそれたりしながら、
えんえん六分続く。
「開国した方がいいよ。
ユニットバス! 気持ちいいねー。
オーブントースター! 便利だねー」
誰だ、お前は?
おもしろいぞ?