ビー玉日記
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2006年03月12日(日)  人生の宿題

最近ちょっと考えること。
自分がこの世で何かを学ぶことあるいは実行することを宿題として与えられているのだとしたら、それは一体どんな宿題なんだろう。

ずっと前からよく考えるテーマは三つくらいある。

古くは小学校の時から考えていること。
人間の生と死について。
そう言うとすごく高尚なことを考えているみたいだ。
ただ漠然と、時が来れば必ず寿命が尽きる、ということを誰かの死に接するたびに思ってるだけだ。

もう一つは、人と人とのつながりについて。
私にはいつも誰か助けてくれる人がいる。
学生時代もそうだったし、職場でもそうだ。
部屋にこもってしまえば確かに一人きりだけど、
自分が望めばメールや電話やWebでも手紙でも誰かとコンタクトすることができる。
本当に何か困った時には助けてくれると普段から公言してくれる人もいる。
子どもの頃から、適切なアドバイスをくれる経験豊富な大先輩が、常に身近にいる。
たぶん私はこの点において世界で最もラッキーな部類の人間だと思う。

三つ目は、人間の最小単位と孤独について。
二つ目と矛盾するようだけど、誰かといつもつながっていることを感じながらも、人間の最小単位は一人だということも常に意識している。
自分の存在はこの世に唯一無二であって、人類の歴史上もこの先もまったく同じ人間は存在しない。
これってものすごいことだし、100%意見や考え方がぴったり同じ人間がいないのも当たり前だよな、と思う。
私は恐ろしく身勝手なので、孤独を好む時期と人恋しい時期の大きな波を交互に繰り返している。
一人の時間をとって充電しないと人に接する時にムラが出てしまうので止むを得ない。
一人の私と、誰かとつながっている私。
このバランスをこの先もキープしていけるのだろうか。
それともこの先、違う私に変わっていくんだろうか。

どれも考えても仕方のないことだけど、ぼんやりと思うことを文字にしてみた。
答えはいつか永遠に目を閉じる寸前にわかるかもしれないし、
結局わからないままかもしれない。


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