ビー玉日記
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2006年03月11日(土)  今年のプレゼント

また一つ大人になりました。
ここまでくると「何歳」という数値はどうでもよくなる。
(逃避しているわけじゃないけど)
ああ、私ももう30年も生きちゃってるんだな、と再び思う。

今年のプレゼントは、恒例のDVD購入。
2枚買いました。

1枚は、"50 First Dates"(「50回目のファーストキス」)。
公開当時「見たいなー」と思いながら見逃したもの。
まだ見てないけど、楽しみ。

おもしろいのが、2枚めの"La Battement D' Ailes Du Papillon (The Beating Of The Butterfly's Wings)"(「月夜の恋占い」)。
箱のStoryを読んで即買いしてしまった。
ヒロインは「アメリ」「ダ・ヴィンチ・コード」のオドレイ・トトゥ。
「3月11日生まれのあなたにとって満月の日は素晴らしい日。
運命の人とめぐり合える」
と地下鉄で乗り合わせた女性に星占いの結果を告げられたヒロイン。
その会話を聞いていた男性も実は同じ誕生日。
それなのに二人ともこの日は散々な一日となる。
……という話。
フランス映画って冗長というかなんとなくだらだらしてる気がする。
私が選ぶのがたまたまそうなのか、
それともフランス映画そのものがそうなのか。
たぶんアメリカの映画みたいに
メリハリついた盛り上がりポイントがないからか。
途中まで「なんかはずしたかも……」と半ばうんざりしつつ、
別のことをしながら見ていた。
(フランス語だから画面から長く目が離せないのが、また難点)
変な話だけど、主人公が一つずつ嫌な目に遭っていくたびに
おもしろくなってきて、後半は興味深く見ることができた。
ちょうど私が最近考えているようなことが題材だったからかも。
誰かが何の気なしにやったことがちょっとずつつながって、
人の運命を変えることもある、という
「風が吹けば桶屋が儲かる」とか「わらしべ長者」的なもの。

結論としては、おもしろかった。
後半は前半のことがひとつずつ結果につながってきて、
「なるほど、そうくるんだ」と納得できたし。
心に思うことをなかなか実行できない中年男性が、
見ててイライラさせられるんだけど一番おもしろいキャラだった。


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