ビー玉日記
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2006年02月09日(木)  こうのとり法

こどもを産むかどうか、あるいは、生まれてくるこどもの性別が国会の議論に影響する家庭もあるんだなあ、と深夜のニュース番組を見ながら思った。
紀子様の妊娠の件だけど。
別のTV番組では、地球では一日に8000人が増え続けている、という。
日本では出生率が低下して、高齢化が進んでいる。
それでも地球規模で見れば、人間は増えすぎらしい。
17世紀までは人口の増減はほとんどなかったが、18世紀の産業革命以降人類は増え続けているのだそうだ。
例えば私が生涯に一人も産まなくても人類は滅びない。
むしろ産まないことは地球にやさしいことかもしれない。
それでも日本では、ある家の血が途絶えないように国家規模で真面目に議論をする。
議論される家の妻って、ものすごいプレッシャーだよなあ。
何も継ぐことがない家でも長男というのは何かと特別に考えられるものだけど、それが皇族になると「ほっといてくれ」とも言えないのだ。
もしうっかり「ほっといてくれ」なんて言ったら、その言葉だけで何週間も議論が繰り広げられるだろう。
お腹の中の子どもも国中のプレッシャーを感じて出てきにくいんじゃないかな。
本当は女の子なのに途中で性別を偽って(特異変化して)生まれてきたりして。
ああ。一般家庭の生まれでよかった。
国家を左右することのない人生に感謝。


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