ビー玉日記
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2005年08月28日(日)  Thank for everything

昨日は入院中の叔母のお見舞いに行った。
幸い手術はうまくいったし、経過も良好らしい。
火曜には退院とのこと。
胸を切っても一週間で退院できるなんて、
私の盲腸の時みたいなお手軽さでびっくりする。
何はともあれ、元気そうで安心した。

あるものは割と何でも使ってよい病院だそうで、
叔母がお茶を出す時に持ってきてくれた紙コップは、
まさに尿検査のコップ。
これに緑茶を入れると、かなりリアル。
まあね、清潔といえばかなり清潔なんだよね。
私はどこか別の病院でも「コップがあればいただきたいんですけど」と言ったら看護婦さんから「はい」と平然とこのコップを差し出された記憶があったし、おもしろがるくらいで普通に飲めたけど、叔父は一度で懲りたらしく今日はペットボトルを持参していた。

少し痩せた叔母が亡き祖父に似ていたので、率直にそう言うと、
叔母は笑って、
「そうなのよ。でも、お母さん(私の祖母)にも似ているのよね」
と言う。
確かに、目は祖母の遺影にそっくりだ。
逆にうちの母は、目が祖父似、鼻から下が祖母似で、
子どもの頃、いとこたちと祖母の遺影を手で隠して
「こうすると、おばさん」「こうするとおかあさん」
なんて発見して笑ったものだ。
私自身も外見や体質、思考は父系の血がどっぷり入ってると思う一方、
友人に「笑うと(お母さんに)似ているね」などと言われたりする。
(一見どこも似ていないにも関わらず)
本当にちゃんと両親から半分ずつ遺伝子を貰い受けてるんだから、
生物って不思議だ。

本当は9月から叔父がボランティアで単身赴任をしている南米のある国に行く予定で、今月の初めに母と姉妹二人で九州の親戚の所に行き、何年ぶりかでお墓参りをしたところだった。
今回のことがあって叔母の移住の話は無くなったらしいけれど、いつも気をつけて検診をしているのにこのタイミングで病気が見つかるというのはお墓参りの効能だったんだろうか。

先月仕事で福岡に行った時、本当はお墓参りをしてゴミくらい拾っておきたかったんだけど、結局できなかったのが実は気になっていた。
母が近いうちに行くからまあいいか、と思ってはいたものの、やっぱり今度近くに行く機会があったら、立ち寄りたいと思う。
意外とこういうことって大事だよなあと最近つくづく思う。
ドジな私がここまで無傷で生きてこられたのも、たくさんの見えざる手助けがあったお蔭だし。
(改めて考えるとぞくっとするほど危険な失敗をいくつもやっているわけで。ホントによくぞ無事でここまで。)
なぜか重なるもので、周囲の人もそういう話をする。
そういう偶然は一種の暗示というか何かのメッセージなのでしょう。
困った時の神頼み、だけじゃいけません。……わかってます。
いつも私たちを見守ってくださってありがとうございます。


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