ビー玉日記
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2005年08月26日(金)  残暑の怪談

「この前、青木さやかの除霊の番組、見た?」
「見たー。怖いよね」
「あたし、下師とか江原さんに一回見てもらいたいんだよねー」
「なんで?」
「絶対なんか憑いてると思うんだよ」
「そういえば赤ちゃん抱くと、なぜか絶対首の後ろ見られてるよね。じーっと」
「そう! この前○○のとこのAちゃんにも見られたの」
「ひえーっ。やっぱ何かいるんだよー」
「何がいるのかなー。確かになんか時々視界の中に何かある感覚はあるんだよね」
「何それー」

その時、友人の後ろにすうっと黒い人影が近付く。
「わーっ!」

「あ、あの、お客様、グラスをお下げしてもよろしいでしょうか」
店の店員さんだった。

勝手に怖い話で盛り上がって勝手に驚く迷惑な客ですみません。

彼女の場合は彼女の親族か何かが見守ってくれてるんじゃないかと思うんだけど、違うのかな。
久しぶりに会った友人とそんな話で盛り上がって、
今度、出雲大社に行く約束をした。
若い女二人でどういう会話なんだか。
まあ、霊的な力の話と結婚問題が融合した結果ということで。
目に見えない世界に興味がありつつ、どこか現実的なのが私たちらしくておかしい。
だけど、「今度」というのがいつのことかは、神様にだってわかるまい。


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