ビー玉日記
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2005年04月29日(金)  佐世保

朝のフライトでやってきた父と弟と博多駅で合流。
地下の寿司屋でランチ。
母は一刻も早く母の親戚のいる佐世保に行きたがったのだけど、弟が「4人揃うことは滅多に無いからうちの家族だけで食事がしたい」と珍しく殊勝なことを述べたため、二人の到着を待って食事することになったわけです。

九州ではお魚が本当においしい。
なんだろね? 鮮度?
これでしばらく東京の生のお魚のありがたみが減ることになるのだな、と思いつつ禁断の味を楽しむ。

食事の後、博多で用のある弟と実家に直行する父と佐世保に行く母と私は一時解散。
母と私は特急に乗り、陶器市でにぎわう有田を過ぎて、佐世保へ向かった。
車窓からはずっと満開のつつじが見えていて、とてもきれいだった。

佐世保は、米軍基地のある港町。
母が育った町だ。
駅までおじさんが迎えに来てくれた。
坂の上にある家に行くと、港が全て見下ろせる。抜群に景色がいい。

親戚のお兄ちゃんの3つになる女の子がいて、大人たちがしゃべっている間二人でお店屋さんごっこをして遊ぶ。
最近のレジのおもちゃって、会員特典カードやクレジットカードが使えるのね。おねえさん、驚きました。(←自分が一番楽しんでたという噂)
でも、この年でお金のやりとりとかレジとかに興味をもっているあたり、お店をやっている家の子どもって感じ。

いつもの通り、おじさんが車でいろんなところに連れて行ってくれた。
やっぱり海。海がいい。
高いところから見る九十九島の風景は、神様が一つ一つ島を作って日本が作られた、という昔の神話を思わせる。
いつか、こんな景色が見えるところに住みたいなあ。

母たちが子どもの頃海水浴に来た、という白浜海岸にも連れて行ってもらった。
砂がさらさらで、その名の通り白い。
関東の黒い砂とは違うなあ。
母やおばさんとイソギンチャクをつついたり、海藻を拾ってみたり、キレイな石を集めたりして、遊んだ。

そして、最後は、九十九島が見下ろせる料亭でのお食事。
刺身だの天ぷらだのステーキだの。豪勢です。
満足しまくり。
量が多すぎて最後の方を残してしまったのは申し訳なかったけど、本当においしかった。

その後、佐賀の家まで車で送ってもらった。
いつものことながら、夢のような佐世保の旅でした。


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