| ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2005年02月18日(金) ようやく帰国です 上海から日本へ。 上海のタクシー乗ってて思ったけど、中国人のドライバーは「危険予測」ということを一切しない、と言ってよい。 おばあさんが道路を横切っていたら、日本人だったらひとまずブレーキくらい踏むでしょ。停まらないまでもスピードは緩めるでしょう。 彼らはそれはしない。 そのままぶつかっても不思議じゃないスピードのまま走る。 「当然自分が通る前に渡りきるもの」と思っているとしか考えられない。 たぶんおばあさんが何かにつまずいて転んで、不幸にして轢いてしまったとしても、「まさかそうなるとは思わなかった」「ぶつかったのは運が悪かった」と平気で言いそうな気がする。 高速道路でも車線変更を頻繁にして、突然前を入ってくる車を避けるためにブレーキを踏んだりする。 高速でブレーキを踏まれると心拍が上がって何事かと思う。 一般車両だけかと思いきや、パトカーもその調子で走っている。 日本ってなんて安全な国だろう。 空港に着く直前になって、今回中国で初めて「注意安全」という表示を見た。 こんなところで今更注意したところで遅いと思うんだけど。 (しかも寒かった。なんで冬なのに窓開けてんだよー。) 入国審査もスムーズに終わり、搭乗時間までかなり余裕があったので、買い物をした。 空港ともなると、店の売り子たちは日本語が堪能である。 「日本語うまいですね」と誉めてやると調子に乗って、 「おねえさん、一人で旅行? 仕事? 給料いいんでしょう。30万もらってるの?」 とずけずけと踏み込んでくる。 「結婚してるの? してない? 理想高いネ」 ……ウルサイ。この店では買わん。 その場で印鑑を彫ってくれるというのがあって、その値段が妥当なんだかどうだかわからなかったけど、いとこの女の子が今度結婚するのでお祝い代わりに新しい姓で印鑑を作ってもらう。 売り文句どおり5分で完成。 これはスゴイ。(簡単な字だったけど) 成田までは全日空。 最後が日系だったのはよい選択だと言える。 もう英語はお腹いっぱいです。 成田からは全日空のあいのりタクシーを使って実家に帰った。 一回使うともう楽でやめられない。 値段は最初から決まってるし、住所も言ってあるから説明いらないし、荷物も運んでくれる。 そしてなにより日本の道路は安全。 はー。安心だ。 |
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