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2005年02月11日(金) 結婚式 友人の結婚式。 今日は受付を頼まれていた。 私と友人Nは新郎の友人、男性二人が新婦の友人、という性別逆転の受付だったので、式場の人は私とNに新婦の受付、男性人に新郎の受付の説明をし、最初私たちもそうしていたのだけど、一通り親戚の受付が終わって友人たちが来はじめると、お互いに面識がなくてやりにくかったので、スイッチした。 自分たちが知っている友人たちのケースはそれでよかったけど、会社の人とか別のグループの友人だとやはり多少戸惑ったようだ。 実験みたいでおもしろかった。 名前の書き方も人それぞれでおもしろかった。 与えられた枠いっぱいに書く人、「大きく書くぞ」と宣言しながらそれほどでもない人、などなど。 祝儀袋の水引もいろいろ。 友人の一人がえらく立派で個性的な祝儀袋を丁重に取り出したので、Nと 「随分お祝いはずんでるね」 と冷やかしたり。 「なんかインクが滲んじゃってさ」 と慣れない筆ペンで記した名前に言い訳する友人がいたり。 連休初日のためか式場のスケジュールもいっぱいだったようで、これから披露宴を行う会場ではまだ前の組がやっていたし、お向かいも別の式が行われていた。 ちゃんと時間がずらしてあって、花嫁たちが廊下で鉢合わせしないようになっているのにはNと二人感心した。 トレイに集まったご祝儀袋を随時足元の袋の中に片付けて、名前の記帳をお願いして、席次表をお渡しして、という一連の動作は、何度か不祝儀の席で経験して大分慣れていたので、 「次転職する時は冠婚葬祭業者にしようかな」 と冗談を言ったら、年末に仕事を辞めて職探し中のNは、 「転職情報誌でよく見かけるよ」 と笑った。 今日の披露宴はとても和やかで、よかった。 新郎新婦が所属している社会人オケの人たちの演奏とか、新郎の趣味全開のマニアックな選曲とか。 お色直し中の、生まれた時から現在までの新郎新婦の映像コーナーで、私たちのテーブルのメンバーの写真もあったんだけど、一人だけ「生涯の友」と字幕をつけられた友人は、今日はその後ずっと「生涯の友」と呼ばれた。 それにしても披露宴って、本当にこの上なく恥ずかしいイベントだ……。 私はちょっと無理(笑)。 披露宴の後、お向かいの式の出し物の出待ちをしていたのはマツケンサンバご一行。 人の式なのに思わず横の開いた扉から覗いてしまった。 結婚式ではマツケンサンバが流行ってるらしい。 |
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