ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2004年03月01日(月) なぞのヴァイオリン弾き 会社の帰り、駅の階段の踊り場でヴァイオリンを弾く若者を見かける。 ちょっとクラシックを齧っただけの私だけど、どれほど甘く見ても、おせじにも上手いとはいえない。 外で弾くなら自分のレベルに合わせて無難な選曲をすればいいのに、曲に技術が追いついていない印象。 ちょっとキツイ言い方をするなら、私なら外で弾く勇気はないな、という感じ。 とはいえ、和音の音程があやしかったり、ちょっとたどたどしさはあるものの、一応音楽として聴くことはできるので、それほど気にもとめてなかった。 ところが。 今日は更に曲の難易度を上げたのか、それとも不調だったのか。 とにかく、遠くから聴いただけでも、「あれっ」とコントのようにこけそうな音がしていた。 一緒に歩いていた同じ部署の男性と、彼の前を通り過ぎた直後に顔を見合わせた。 「噴出しそうになったんだけど」 「ですよね!? 今日、いつにも増してひどくないですか」 「うん。曲になってなかったね」 同じ部署の男性は、クラシック通でもなんでもない。 しかし、その人にも「曲になっていない」ということは明白だった。 うーむ。別に迷惑じゃないからいいんだけど。 家で弾けないからあそこで練習をしてるんだろうか? それにしちゃ人目につきすぎやしないか? 寒い中頑張れるっていうのは、自分の音楽に酔いしれてるからかなあ。 (音楽、っていうのもなんだけど……) 私の心のアドバイス。 「そんな練習は家でやろう」 |
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