ビー玉日記
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2004年02月24日(火)  国のイメージ

朝のラジオで、なんとなく効能のあやしい薬(絶対に髪の生える毛はえ薬とか足が長くなる薬のような類のもの)の紹介をしていて、それが「韓国政府も認めた」ものであるということを言っていた。
「それって科学的根拠があって公認なのか? やっぱりあやしいなぁ……」とつい思ってしまった。
別に韓国に対して悪いイメージをもってるわけじゃなく、日本も含めてアジアの国って、アメリカみたいに科学的に実証したものじゃなきゃ信じないということは必ずしもなくて、民間療法とかも割と信じる傾向があるイメージ。
インチキっぽい宗教の治療とかの映像って大体アジアのどこかでしょ。
日本もいかにもあやしい新興宗教が大きくなったりしやすいところだし。

国によって「だいたいこんな国だろう」というイメージというのは誰でも持ってると思う。

以前、ヨーロッパ出張で参加した会議は、ヨーロッパの各国の人が集合していた。
会議中、それぞれがあまりにもその国のイメージそのものの独特の個性をもっていたので、ついついじっくり観察してしまった。
会議風景を少し再現すると、イギリスの人が意気込んでプレゼンをしてるとフランス人が「でもさ、この場合はうちはこうだしこうだから……」とやたら長い意見(やや脱線気味)をさしはさむ。
隙を見せればドイツ人(オーストリアだったかも?)が痛烈なジョークでずばっと突っ込む。
日本人はおとなしく成り行きを見ていて、必要な時だけ発言をする。
お隣のイタリア人はノートPCの壁紙を指差し、家族の写真だ、とこっそり耳打ちする。
当然彼らにとっては私はいかにも「日本の女の子」だったんだろう。
こんなにいろんな人がいたら一つの地域としてまとめていくにも苦労するだろうな、とその地域の総監督である日本人に同情した。
私としてはおもしろかったけど。

あと、イギリス人とアメリカ人が来日していて、接待カラオケに付き合った時、やっぱりイギリス人の選曲はRolling Stonesでアメリカ人はBilly Joelとかアメリカのアーティストの曲が多かった。
これはちょっと国民性の話とは違うか。
アメリカ人にSpice Girlsのリクエストとかされたし、好みの問題だけども。

ある廃材を中国ではどう処理しているか、という問い合わせがあったので、メールで現地に質問したら返ってきた返事がこうだった。
「少しならその辺に廃棄してます。たくさんあるなら輸送費だけで済みます」
……環境に問題はないのか、中国。
わかりやすすぎ。


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