ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2003年11月29日(土) 生鱈は今が旬かしら? ねえさんが夜なべして…… というわけで、不慣れなお裁縫で夜更かし。 テレビを見てたら、今日は戦争ものが2つもやってた。 一つ目は、ラストエンペラーの弟夫婦の物語。 常盤貴子と竹野内豊主演。 この時代に生きた人たちの物語は、フィクションにはとても太刀打ちできないくらいドラマティックだ。 誰もが必死に生きてた時代。 誰かの思惑に操られる人、巨大な権力に逆らおうとする人、国や民族のプライドを守ろうとする人。 歴史だから行きつく先は知ってるんだけど、「この先どうなっちゃうの」ってつい引き込まれてはらはらしてしまう。 なんかみんな中国語頑張ったな、とは思うんだけど、どうせやるんなら中国の俳優陣と競演にすればよかったのに。 それにちょっと気付いちゃったんだけど、ここに出てる人たち、ほとんど同じ事務所なのね。(こういう人たちが揃ってる事務所っていうのもある意味すごい。) 豪華キャストはいいけど、いいテーマなのにトレンディドラマっぽく見えちゃうんだよねー。 最近の戦争ドラマにありがちなんだけど、こういうキャスティングって「きれいごと」とか「作り事」っぽく見えてしまう気がする。 もっと無名の人とか海外の俳優さんを使った方が見る人の印象としてはいいんじゃないかな。 私個人の要チェックは川島芳子役の江角さん。 「男装の麗人」というイメージでのキャスティングで、本当のイメージとは違うけど、このドラマの中ではありだと思う。この先の展開が楽しみ。 二夜連続なので今夜も見なくっちゃ。(←結局気に入っている) 二つ目は、「嵐の中で輝いて」、というアメリカの映画。 ナチス統治下のドイツにアメリカ国籍のユダヤ人女性がスパイとして乗り込んでいく、というもの。 "allcinema online"の解説を見ると、 「M・グリフィス、M・ダグラス主演のまるでハーレクイン・ロマンスの実写版を見るような大甘の大河ドラマ。」 という悪意に満ちた(笑)コメント。 93年のゴールデンラズベリー賞を総なめにしたらしい。 でもね。私、結構こういうの好きなんだよね。 なんか前にも見た記憶があったんだけど、なぜかまた見てしまった。 ドキドキしちゃいましたよ。 こんなのありえない、ってわかってるけどさ。 マイケル・ダグラスは、最後のシーンのために存在してるみたいな感じ。 なんかおいしいとこだけ持っていっちゃったね、っていう。 そこがアメリカ人好みのヒーロー、って感じなんだけどね。 最初の数十分を見逃したので余計に「それだけ!?」って突っ込みたくなったけど。 私はリーアム・ニーソンみたいな主役じゃないけど存在感のあるタイプが好きだな。 私だったらリーアムの方を好きになって寝返っちゃうかもね。 「女スパイの最大の欠点は、男を得るために国を売ってしまう事だ。」 とは、イギリスの諜報機関の人が言った言葉らしい。 ……はい。その通りです。 ちなみに今日の題名は、「嵐の中で輝いて」より、諜報活動のキーワード。 スパイ大作戦(Mission Impossible)っぽいな。 |
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