| ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2003年05月05日(月) Go Home みんな明日から仕事や学校なので、今日それぞれ帰る予定になっていた。 朝からおじいちゃんが落ち着かない。 突然車のキーを握ってガソリンを入れに行く、とか言う。 どう見ても出かける格好ではなかったのでおいおいと思ったが、一人で行かせるわけにも行かないので、ついて出る。 叔母が「服喪中にふらふら出歩いたりするもんじゃなか」と怒るが、頑固な祖父はそんなのどこ吹く風で運転席に乗り込む。 今日まで大勢で騒いでいたのに急にみんながいなくなるのと、祖母の不在を実感してきてきついんだろうと想像する。 近所のガソリンスタンドに向かいながら、車中で話したのは、車の話。 車好きだもんねえ。 今回はじめて父に聞いたのだが、もともと祖父はバスの運転手だったそうだ。 今は働いてないけど、最後の職は車の販売をしていた。 帰ってきて車を降りてから、「休みは明日まで?」と訊かれ、返答に窮した。 今日帰ることは既に言ってあったかもしれないけど、あのバタバタで覚えてはいないんだろう。 とても言いにくかったけれど、「明日から仕事だから今日の午後帰るよ」と答えた。 「また来るよ。四十九日もあるしさ」 「そうね。また来んしゃい」 正直四十九日は来ると決めてたわけじゃなかったけど、これで来るのを決めた。 おばあちゃんの供養のためというよりは、おじいちゃんの方が心配。 やっぱね、夫婦でいたうちはいいけど、一人になるとどうなのかなと思う。 その後、父の運転でおみやげを買いに、近所のスーパーに連れて行ってもらう。 帰ってきたら、おじいちゃんたら焼酎飲んでた。 あー、やっぱりぃ。 ちょっと席をはずした時を狙ってお湯で薄めておく。 この一家と来たら、ホントに酒飲み。 今回聞いたところによると、祖父の父は酔っ払って川に落ちて死んだとか、なんかそういう死に方をしたらしい。結構若い時に。 この3日で何本ビール瓶と焼酎の瓶を家の裏に運んだことだろう。 何しろ墓石に酒を酌み交わす図が彫ってあるのには驚いたね。 帰り際、祖父に「飲み過ぎないようにね」と言ったら、 大丈夫、とうなずきつつ、「飲んで気を紛らわせんば」などと言う。 これで大丈夫と言うべきなのか……。 まだ父が数日残るので、一応見ておくんだろうケド。 さて。 福岡空港でいざ飛行機に乗ろうという時、搭乗口の脇に 「予約がいっぱいで座席が足りない可能性があります。 次の便にしてもよいという方はお申し出ください。 ご協力金:10000円」 とある。 それを見た私と母は、「行く? 行っちゃう?」 とすかさず1便遅らせて10000円ゲットの道を選択。 1便遅らせても東京福岡間は便が多いので1時間の待ち時間で済む。 1時間10000円は買いでしょう。ゲッツ!!(ダンディー風) 早めの便を予約しておいてよござんした。 羽田に着いてからちょっとお店をぶらっとして、ビッグバードの中のイタリアンレストランで夕食。 このところ精進料理ばっかりだったから、久々に下界の食べ物って感じでうまかった。 (まあ初日はちゃんぽんと皿うどんを食べたけど。 ちなみに今日のお昼は博多でうどんを食べた。スープが激ウマね) もうしばらくゴマ豆腐はいりません。見たくねー。 |
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