ビー玉日記
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2002年09月12日(木)  夜のオフィスビル

新オフィスは、夜遅くなると出口が変わってコワイ。
と聞いていたので、絶対に11時までに帰ろうと決めていたのに、火曜日に早速残業してしまった。

10時頃。
同じ部署で残っているのは移転組のみ。

同じフロアのどこかでシャッターが下りる音。
「え? どこ? どこが閉まってるんですかぁ? 出られなくなっちゃう!?」
(半泣き)
「あれは○×部の客用の入口だよ」
いずれにしてもコワイことには変わりはない。
一刻も早くずらかりたい。

「コピー室、鍵が閉まってるよ」
げー。コピーとるにも時間制限あるのか。
不便じゃないか。

「なんかさー、下のコンビニ、閉まってんだよ。夜閉まるコンビニなんてコンビニって言えねーよな」
食料を得る道は断たれた……(しくしく)


で、11時半近くに帰ることになり、新人の女の子・Aさんと二人でエレベーターで地下の駐車場に下りる。(もう1階の出口は使えない)
その駐車場は、かつて自殺があった場所で、出るって噂。
絶対行きたくないと思ってたのに。

エレベーターを降り、鉄の扉を開くと、駐車場は真っ暗。
「ぎゃー、暗いよー。コワイよー。ありえない、こんなの」
と騒ぐ私に、Aさんは頼もしく「こっちです」と率先して歩く。(既に初日から残業したらしい)
車が外に出る坂に向かったら、なんとそこは檻のようなシャッターで塞がれていた。がーん。

「昨日はここから出たんですけど……」
さすがにAさんも心細そう。
どうなるの、私たち。
その時、後ろの扉が開いた。
「ひええっ」
びびる私。

「どうしたの?」
同じ会社の別の部署の男性だった。
Aさんは面識があるらしい。
「どこから出るんですか?」
「ここ、ここ」
檻の脇に鉄の扉があり、押したら簡単に開いた。
(暗くて見えなかった)

「助かったー」
「ありがとうございますー」
帰れないかと思いましたです。はい。
「ここもねー、二重扉になってて、開けてみたら外側の扉が閉まってた、ってこともあるからね」
と救世主の男性が教えてくれた。

それは大変。一大事。
やっぱり絶対11時までに会社を出よう。


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