| ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2001年03月19日(月) 言葉の力について 壊すのは、簡単。 守るのは、難しい。 〜バーミヤンの遺跡の破壊の映像を見て〜 日本には昔から言霊信仰というのがあって、言葉には魂が宿るから滅多なことは口にしてはいけないという考え方がある。 それほど気にしていないつもりでも、心の奥底にはその考え方がちゃんと根付いていて、冗談でも悪い言葉を使うとちくりと罪悪感が胸をつく。 人の心に訴える歌や詩や小説というのは、その人の魂の一部がその言葉に込められている。 霊的な言い方をすれば、その人の魂がその言葉を読んだり聴いたりした人に乗り移って直接心を揺さぶるのだと思う。 だから基本的には、言葉を生み出す人の体験や実感がとても重要で、それがベースに無いと人の心を動かすことは難しい。 例えば荒唐無稽な話であってもそこに何か感動を覚えたなら、きっとどこかに必ず何らかの作者の思い入れがあり、それにその人が共感したからだ。 言葉の泉があふれだす。 言いたいことがたくさんある。 覚えておきたいことが、忘れたくないことがある。 この気持ちを忘れないうちに。 この感覚をなくさないうちに。 果たして人がこの言葉に共感するかはまた別の話として。 |
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