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春の映画特集 - 2003年03月11日(火) 昼飯食った後に文房具屋で修正液を買ったのだが、その時なんとなく「ぴあ」も購入した。 今週号のぴあの特集は「あなたにぴったりのGW映画大特集!!」と言う気の早いものであるのだが、その中で「これは」と言うものをここで紹介したいと思う。と言っても、GW中に公開の映画だけではない。 1. ばかのハコ船 山下敦弘監督・山本浩司主演の本作はGW中に公開予定。この二人のコンビは山下監督の前作「どんてん生活」以来である。どんてん生活に関しては感想文を参照されたし。 前作において、人生のけだるさを見事に表現しきった(?)山下監督であるが、今回も前回の主演山本浩司を起用して、メガホンを取ったようである。 ぴあの紹介文を見てみる。 「東京で夢破れ、故郷で怪しげな健康飲料を販売しようとするカップルの悲哀を見つめたフシギな感動作。」 山下作品におけるキーワードが二つ挙げられている。因みに「感動作」がキーワードになるかは分からない。となると、もうこれら「二つ」が何なのかは容易に想像できるだろう。ズバリ、「怪しげ」と「悲哀」である。そうか、前作どんてん生活も、怪しげな悲哀を表していたのだろうか。 紹介文は続く。 「ダメな人間のダメな部分から目をそらさず、真っ直ぐに見つめたのは新鋭、山下敦弘監督」 そう、ダメな部分から全く目をそらさない、いや、直視もいいところと言うほどクローズアップする。 GWはこれで決まった。って、これ以外無いのかよ。 テアトル新宿にて公開予定。 2. 旧ソ連産 奇想天外!! 空想科学映画集 特集映画のコーナーにあった旧ソ連のSF映画4作品を、今週土曜に池袋の新文芸坐にてオールナイト上映するらしい。オールナイトは調布のパルコ調布キネマで邦画4連発観て以来やったこと無いが、今週土曜か...うーん、土日は白石の結婚式打ち合わせとかあるんだよなぁ。 3. その他気になる映画 (1) 女はバス停で服を着替えた 戸田菜穂主演。必ずしも私のセンスと合った選択をする訳ではないが、何故か観に行ってしまう渋谷のミニシアター「ユーロスペース」にて公開。面白いかどうかは微妙だな。 (2) 全日本プロレス劇場 スクリーンで見るプロレスは一体どんな感じだろうか?スクリーン上で武藤と川田が激突する様は、観てみたいと言う感じが起きないでもない。下北沢で上映中。 (3) D.I. 4月中旬頃公開予定のフランス映画か?イスラエルのナザレ(イエスの故郷だな)に滞在することになった主人公だが、恋人はパレスチナ解放機構統治下の土地に住むため、イスラエルには入って来れない。という訳で、彼ら二人は検問所の駐車場でデートをすることになるとか書いてある。うーん、これも上映館はユーロスペースか。結局俺ってユーロスペースで上映している映画見る回数が一番多いんじゃないの?別にユーロスペースのセンスは私に合っているとは思わないんだけど。 (4) 中野武蔵野ホール 私の心をガッチリ掴む映画を上映する映画館世界一である、中野武蔵野ホール。かつて「ボスニア」と言う大作を私に放って以来、この映画館で上映される映画を見てハズレと思ったことは無い。とは言っても、やっている全てがそういうわけでもない。この映画館は定期的に「任侠モノ」や「ロマンポルノモノ」を特集したりするので、こう言うのは観に行こうとは思わないな。で、今は任侠モノオンパレードですわ。うーん、ちょっと足が向かないな。 という訳で、たまには久しく観ていない映画でもどうですかね。 -
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