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今日思ったこと - 2003年03月08日(土)

今日は小林の四十九日だった。いつものように詳細などは書かず、今日思ったことを書いてみようと思う。

四十九日は死者が家から完全に出る節目であるらしい。今日を境に、小林は我々のもとから遠いところに行くことになる。だが、私にはそうは思えなかった。

遺骨を埋葬して、読経が続く中参列者全員が焼香を上げる中、私は新しい墓石を眺めながら、何となく小林が永遠の命を得たような気がしていた。永遠と言うのは大袈裟かも知れないが、彼は今日参列した人の全ての中に、生き続けると思えてならなかった。つまり、俺にとって小林が本当に死ぬのは、俺が死んで俺の意識もこの世から消える時じゃないのかな、と思ったのである。それまで、小林は私の心の中に生き続けるだろうし、今日来てた一番の親友の原田の心にも生き続けるし、ご家族や親戚、それから他の友人達の中でも生き続けるだろう。私達一人一人の中の小林が本当に亡くなるのは、私達一人一人が死んだ時である。

何だかキリスト教のような考え方ではあるが、今後も小林と生き続けたいならば、我々は出来るだけ長く生きる必要がある。

別に気休めでこんなこと言っているつもりは無い。俺は本当に今日そう思ったんだ。


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