蹴文修記

2003年05月01日(木) U22ミャンマー代表×U22日本代表


石川=充電式自動車(バッテリー性能アップ)
大久保=チョロQ (ちょっと走ってすぐ止まる)
うルトラすの東京化(何故かはしらねど東京化)
前田はゴンを見習いなさい、鬼の形相を
大阪中山は平瀬に通ずる(不吉かもだけど)
松井の人格開放を(ちったぁ笑えよ)
阿部と森崎は交代で体力温存(休んでる場合か)
角田と青木の2ショットは笑える(三田が普通に見える)
ところでGK誰だっけ?(もっとFPに喝を)

思いついたことを書いてみたが、総括すると勝ってよかったな、と。
やはり予選ってのは(選手の)雰囲気が違う。勝ってナンボの試合。
結果重視なのでそれはそれでいいんだろう。

でも、最終予選にこのチームで挑んで行くには不安がある。
まずチームの核になる選手がいないこと。
阿部や森崎がその役目を果たさないといけないんだろうけど、
この試合を観ていてその自覚もない感じがする。
サイドから組み立てて行くとしても石川と根本じゃリーダーシップに
欠ける気がするし、大久保もまだまだ牽引車的なタイプではない。

青木がリベロとして成長するならそれでよし。鹿島で経験を
積んでいるし、なんと言ってもトップチームのレギュラーを
張っている選手だから存在感はあるはず。でもチームでは
比較的自由な立場でプレーするボランチ。中田浩に支えられ
秋田に押し上げられてプレーしている。どこかのチームに出て
キャプテン的な役割を与えられれば変身するかもしれないが。

それにしてもチーム全体に覇気がない。
前半無得点で終わって焦りもなければ鼓舞する動きもない。
後半になり相手の足が止まり始めてからやっと点は取れた
けれど、それまでは単調な攻撃の繰り返し。創意工夫もない。

次の試合もおそらく勝つだろう。第1戦ほどのモチベーション
もミャンマーにないだろうし。
でも他国に与える影響、国内の(変にうるさい)評論家たちの
ことを考え、完膚なきまでに叩きのめしてほしい。
きれいに試合を進めるのならそれでいい。それが彼らの
カラーなんだろうから否定する気持ちはないし。

ミャンマーの守備は非常によかった。日本はU22、ミャンマー
はU20で、体格差も考えると最高の守備をしたのではないか。
3バックと両サイドが守備に専念する形で実質的には5バック
だったけど、決して引きすぎることなく前線からプレスを
かけて格上と戦うにはこれ以上ないプレーをしていた。
これで決定力のある選手が前線にいたら、危なかったよ日本は。
アウェーだったらドローが精一杯なのではないだろうかね。

政情不安を抱えるミャンマーで、この世代がこのまま成長して
いくかどうかはわからないけど、優秀な監督が指導を続ければ
低迷している東南アジアの勇になれる可能性もある。
イングランドの監督に指導されていただけあって、昔はよく
見られた危険なタックルなどはなく、フェアで激しいプレーを
していた。

さて明後日はもう2戦目。
きちんと修正して挑むことができるだろうか。
石川は充電間に合わないだろうし、何人かの選手は入れ替わる
ことが予想される。前田にチャンスは与えられるのかな?
戦術の変更はあるのだろうか?山本さんのお手並み拝見ですな。


                                       



アジア地区2次予選・第1戦 U-22日本−U-22ミャンマー 
[ 競技場:国立競技場 ]

   日 本 3   0 前半 0   0 ミャンマー
          3 後半 0

松井大輔(後半5分)  得点
大久保嘉人(後半17分)
中山 悟志(後半48分)
 
大久保嘉人        警告   ソー・リン・トゥン
                 ヤン・パイン
             退場  
U22日本代表

GK12 林  卓人
DF 3 三田  光
4 青木  剛
 16 角田  誠
MF 8 森崎 和幸
  6 阿部 勇樹
  7 石川 直宏
 17 根本 裕一
 10 松井 大輔
→13 鈴木 啓太
(後半46分)
FW 9 大久保嘉人
→11 田中 達也
(後半36分)
 14 前田 遼一
→18 中山 悟志
(後半22分)

U22ミャンマー代表

GK 1 アウン・アウン・ウー
DF 4 ソー・ミャ・ミン
14 テ・ナイン・ソー
3 ゾウ・リン・トゥン
6 テイ・アウン
5 ソー・リン・トゥン
→12 キン・マン・トゥン
(後半33分)
MF 8 アウン・チョー・モー
7 ティン・ナイン
2 アウン・チョー・トゥン
FW 9 ゾウ・タイ
→10 ゾウ・ゾウ
(前半37分)
17 ヤン・パイン



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