蹴文修記

2003年02月22日(土) A3チャンピオンズカップ(最終日)

更新が遅れましたが、A3チャンピオンズカップ最終日。
3日間に渡る比較的地味な?お祭りもこの日で終わりです。
空は今にも泣き出しそうな曇り空。泣くのは誰だ?

このカップ戦の優勝がかかっていた第一試合の鹿島×一和戦。
鹿島は引き分け以上で優勝決定。対する韓国の城南一和は2点差
以上の勝ちが優勝の条件でした。

目の前にタイトルがかかった時の鹿島は強い。
とまあ定説のように言われているけど、一和は日本のクラブと試合して
今まで一度も負けていない強豪。初戦でジュビロは完敗を喫している。
果たしてその結果は?

なんて今更結果を知らない人はいないだろうから引っ張っても無駄だけど、
きちんと引き分けた鹿島アントラーズがアジアのタイトル初奪取に成功。
合計124歳のDF陣は安定した守りを見せ、4トップで攻めてきた
一和を完封しました。

ここ一番の鹿島の強さは、その戦術理解力と実行力にあると思う。
最低でも引き分けの条件が課せられれば、それを目指して選手全員が
意思統一した動きができる。ベテランDF達はもちろん、中田も小笠原も
FWの柳沢(欠場したけれど)も戦術を重視したハイレベルな働きをする。

その中でブラジル人が独自の動きで展開にアクセントを付ける。
エウレルの突破力は変わらないけど、回りがその生かし方を覚えてきた。
フェルナンドも未知数ながら、レベルの高いプレーを見せてくれた。
日本人でこの働きが出来るのは本山。早く復帰してほしいものだ。

あと大きな意味を持つのが、引き分けるべき試合で引き分けたこと。
今年からJ1も90分で引き分け制を導入する。この変化は大きい。
特に2シーズン制の短期決戦で勝ち点1の持つ意味は、去年にも増して
価値のあるものになるだろう。延長でも勝ち点2が記録された去年まで
とは違い、決める時に決めないと勝ち点を重ねることはできない。

そして終盤になれば、悪くても引き分けで、という試合もあるだろう。
その試合で確実に1ポイントを取れるチームは優位に立てる。
もちろん圧倒的な力で勝ち点3を重ねていけばいいわけだけど、
そんなチームは今のところ見当たらない。

で、話はすっかり違う方向に行ってしまったけど、やるべきことを
やれた鹿島はこのA3でも結果を残したし、スタートに失敗してそのまま
暗いシーズンを送った去年の二の舞になることは考えにくい。
この大会でも最も安定したチームだった。怪我人が帰ってくれば更に
その安定度は増すだろう。

ただの鹿島好きの日記になってしまったが。。。
ジュビロはやばいんでないかい? 高原の穴を意識しすぎなんじゃ?
どうせなら監督は外部招聘の方がよかったのでは?
まあ、いらぬおせっかいかな。。。


                              



第5試合結果 日時 2003/2/22 13:33キックオフ 会場 国立霞ヶ丘競技場
天候 曇、弱風、気温8.3℃、湿度55% 入場者数 25,423人
主審 ルー ジュン 副審 ユ ドウ/ジョウ ドウ チェン

0 前半 0
0 後半 0

4 S H 13
14 G K 3
17 F K 27

鹿島アントラーズ

位置 番号 選手名 得点
GK 29 高嵜 理貴  
DF 2 名良橋 晃  
DF 3 秋田 豊  
DF 4 大岩 剛  
DF 7 相馬 直樹  
MF 5 中田 浩二  
MF 8 小笠原 満男  
MF 16 フェルナンド  
MF 24 青木 剛  
FW 9 エウレル  
FW 19 平瀬 智行  

GK 28 首藤 慎一  
DF 15 金古 聖司  
DF 17 内田 潤  
DF 20 池内 友彦  
DF 22 石川 竜也  
MF 25 野沢 拓也  
FW 11 長谷川 祥之  
FW 26 深井 正樹  

交代時間 OUT IN
89分 平瀬 智行 池内 友彦
     
城南一和
     
位置 番号 選手名 得点
GK 1 キム ヘウン  
DF 3 ホン ドピョ  
DF 4 サビック  
DF 5 イ ギヒョン  
DF 15 キム ヒョンス  
MF 7 シン テヨン  
MF 40 イ ソンウン  
FW 9 キム ドフン  
FW 10 サーシャ  
FW 11 デニス  
FW 19 キム デイ  

GK 21 クォン チャンス  
DF 2 ムン サンジン  
DF 13 キム ジョンジェ  
DF 14 チョン デファン  
DF 23 イ ヨンジン  
MF 8 パク ナミョル  
MF 18 キム ヨンヒ  
MF 22 ペク ヨンチョル  

交代時間 OUT IN
57分 キム ドフン ペク ヨンチョル
70分 ホン ドピョ パク ナミョル

第6試合結果 日時 2003/2/22 16:33キックオフ 会場 国立霞ヶ丘競技場
天候 曇、弱風、気温7.6℃、湿度62% 入場者数 27,881人
主審 クウォン ジョンチョル 副審 キム キス/キム デヨン

1 前半 0
0 後半 0

5 S H 9
10 G K 3
18 F K 18

大連実徳

位置 番号 選手名 得点
GK 23 アン チ  
DF 3 アジウソン  
DF 5 チャン ヤオクン  
DF 12 ワン シェン  
DF 16 ジ ミンイ  
MF 7 バイセティッチ  
MF 8 ワン ペン  
MF 10 ヤンコビッチ 1
MF 11 イェン ソン  
MF 14 フ ジァオジュン  
FW 9 ハオ ハイドン  

GK 22 イウ ズチェン  
DF 20 グォ リアン  
DF 21 リー ヤオ  
MF 6 リー ミン  
MF 17 ゾォ ジエ  
MF 19 ゾォ ペン  
FW 29 ドン ファンジョウ  

交代時間 OUT IN
72分 ヤンコビッチ ゾォ ジエ
84分 フ ジァオジュン リー ヤオ
89分 ハオ ハイドン ゾォ ペン

ジュビロ磐田

位置 番号 選手名 得点
GK 1 ヴァン ズワム  
DF 2 鈴木 秀人  
DF 3 上本 大海  
DF 14 山西 尊裕  
MF 4 河村 崇大  
MF 6 服部 年宏  
MF 7 名波 浩  
MF 10 藤田 俊哉  
MF 23 福西 崇史  
FW 9 中山 雅史  
FW 11 西 紀寛  

GK 12 山本 浩正  
MF 15 ジヴコヴィッチ  
MF 17 太田 吉彰  
MF 18 前田 遼一  
FW 8 グラウ  
FW 13 川口 信男  
FW 26 西野 泰正  

交代時間 OUT IN
64分 西 紀寛 グラウ
73分 河村 崇大 川口 信男
77分 藤田 俊哉 ジヴコヴィッチ


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