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■ 図書館内乱/有川 浩
『図書館内乱』/有川 浩 (著) 単行本: 362ページ 出版社: メディアワークス (2006/9/11) ISBN-10: 4840235627 ISBN-13: 978-4840235624 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 3.6 cm
出版社 / 著者からの内容紹介 相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。 迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る行政戦隊図書レンジャー! いろんな意味でやきもき度絶好調の『図書館戦争』シリーズ第2弾、ここに推参!――図書館の明日はどっちだ!?
一作目の『図書館戦争』よりも、さらに恋愛の要素が濃くなって、登場人物たちの恋愛模様が、あれやこれや描かれています。しかし熱血自衛隊の雰囲気は変わらず、やっぱりそこのギャップに苦笑いしつつ、軽く読める本として楽しんではいます。
最後、主人公笠原郁が高校生の時に憧れていた図書隊員の王子様の正体がついに分かります!って、読者はとっくにわかっているわけですが、郁自身もそれを知ることに。その後の二人の様子は次の作品で、というしかけ。
作者は、作中に出てくる『レインツリーの国』という本もついでに出したようで、そのあたりの商売のうまさが、あざといとも取れるし、上手いとも取れる。エンターテインメントだから、誰も後世に残る名作など期待してはおらず、売れてなんぼだとは思うけれど・・・。
2007年04月14日(土)
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