読書の日記 --- READING DIARY
 ⇒読書日記BLOGへ
  schazzie @ SCHAZZIE CLUB



 A Sound Like Someone Trying Not to Make a Sound/John Irving

『A Sound Like Someone Trying Not to Make a Sound』/John Irving (著), Tatjana Hauptmann (イラスト)
ハードカバー: 40 p ; 出版社: Delacorte Pr ; ISBN: 0385746806 ; (2004/09/01)


これは、アーヴィングが絵本を書こうと思ってわざわざ書いたものではない。アーヴィングがよく使う「作中作」という形で書かれたもののひとつだ。

この絵本のもとになっている話は、『A Widow For One Year』 (邦題 『未亡人の一年』 )の作中作。以前から、単独で出版してほしいと思っていたので、こうして絵本になったことは非常に喜ばしい。下記の「ジョン・アーヴィングの児童文学」は私のサイトの1ページだが、この作中作の単独出版を願ってかなり前に作ったもので、「A Sound Like Someone Trying Not to Make a Sound」のほか、同「作中作」2作をまとめたものだ。ちなみに、他の作品の作中作である 「Pension Grillparzer」 は、アーヴィング自身の朗読テープがある。現在、オーダー中。

「ジョン・アーヴィングの児童文学」

さて、ここで上記の「ジョン・アーヴィングの児童文学」を見ていただけると幸いなのだが、絵本になった話のタイトルは、実は別の話のタイトルなのである。絵本になった話のほうは、もともとは「壁のあいだをはうネズミ」という話で、「誰かが音をたてないようにしているような音」というのは、モグラ男が出てくる、もう少し長い話になる。どちらも上記のページ内に収めてあるので、興味のある方は確認していただきたい。

2005年08月11日(木)
Copyright(C) 2000-216 SCHAZZIE All rights reserved.
初日 最新 目次 MAIL HOME


↑参考になったら押してください
My追加

Amazon.co.jp アソシエイト