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■ アイアン・レース(上・下)/エミリー・リチャーズ
『アイアン・レース (上)』/エミリー・リチャーズ (著), 小林 町子 (翻訳) 文庫: 353 p ; サイズ(cm): 15 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596910456 ; 上 巻 (2002/09) 内容説明 美しく輝く町、ニューオリンズ。悲劇はいつも愛と憎しみの間に始まる。 1965年、公民権運動に揺れるアメリカ南部の町ニュー・オーリンズ。フィリップは、クレオール貴族のオーロール・ジェリツェンに招かれ、彼女の伝記を執筆するよう依頼される。黒人の血を引きジャズシンガーの母を持つ自分に、なぜ彼女のような貴婦人が声をかけたのか。彼は釈然としない思いだったが、いつしかこの老婦人の生涯にじっと耳を傾けていた。それは家々のベランダを飾るアイアン・レースのように、愛と悲しみの絡み合う長い物語の始まりだった。
『アイアン・レース (下)』/エミリー・リチャーズ (著), 小林 町子 (翻訳) 文庫: 330 p ; サイズ(cm): 15 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596910464 ; 下 巻 (2002/09) 内容説明 人を愛することはこんなにも苦しい。そして、こんなにも素晴らしい。 父ルシアンに黙って出席した親友の結婚式で、オーロールはエティエンヌ・テールボンヌと運命的に出会う。かつてルイジアナを襲ったハリケーンの最中、母と妹をルシアンに殺された少年こそエティエンヌだった。心から愛した男、そして自分に黒人の血が流れていることを隠していた男の復讐のためにすべてを奪われたオーロールは、身ごもった彼の子供を里子に出す決心をする。アメリカ南部の人種差別を背景に、人々の愛憎と悲喜を鮮烈に描いたヒューマンドラマ。
2005年06月23日(木)
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