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■ ドラゴンランス伝説〈4〉レオルクスの英雄/マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン
『ドラゴンランス伝説〈4〉レオルクスの英雄』/マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), 安田 均 (翻訳) 単行本: 320 p ; サイズ(cm): 21 x 15 出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757720068 ; 4 巻 (2004/09/30) 出版社/著者からの内容紹介 シリーズ本編ともいえる三部作のひとつ「ドラゴンランス伝説」のシリーズ第4巻。多くの魅力的なキャラクターが登場する、剣と魔法のファンタジー。注釈付き完全版。
<新たな登場人物>
●ニムシュ(ニムシュマリゴンガレセフラフート・・・) なぜか発明品がすべて完璧に成功してしまう“落ちこぼれ”のノーム。次元界を移動する発明が成功し、<奈落>へと移動したところで幽閉されてしまった。前巻でタッスルと出会い、彼の持つばらばらになった時間遡行装置を修理し始めたが・・・。
この巻では、一時兄弟の仲を取り戻したと思えたキャラモンとレイストリンが、再び離れてしまう。なぜなら、山ドワーフの国にある<奈落>への「扉」(ザーマンの要塞)を開けるために、レイストリンは際限なく冷酷になっていたからだ。
一方ハーフ・オーガーを倒し、野盗団に丘ドワーフや平原人を加えたフィスタンダンティラスの軍隊の将軍となったキャラモンは、より一層弟に不審の念を抱くようになり、二人の行き方や、進む道は完全に違うのだと知ることになる。この兄弟の反目が、とても辛い。
キャラモンやレイストリンは、ドワーフたちと戦争をしたかったわけではない。ただそこに「扉」があるため、また歴史に残る「ドワーフ戦争」を忠実に繰り返すために戦うのだ。
ここで、ケンダーのタッスルホッフが<奈落>から戻ってくる。歴史では、この戦いで大爆発が起こり、フィスタンダンティラスもそこで死ぬことになっているのだが、それを阻止しようとして、レイストリンは躍起となる。果たして歴史は変えられるのか?
だが、この巻の最後で、レイストリンとクリサニアは「扉」を開けようとする。同時に、レイストリンにあいそをつかし、ティカの待つ家に帰る決心をしたキャラモンが、タッスルとともに時間遡行装置を作動させる。双方の魔法がぶつかり合い、魔法の場が激しく変化する。レイストリンが阻止しようとしたあの大爆発が起こり始める。フィスタンダンティラスの死は、やはりやってきた。フィスタンダンティラス=レイストリンは、果たして魔法の場を守りきれるのか?レイストリンは、<暗黒の女王>に勝つことができるのか?
2005年04月18日(月)
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