ただ、『魔女は夜ささやく』というタイトルの割に、魔女役のレイチェルのキャラが弱かったかな?という気がする。魔女として活躍して欲しかったという意味ではないが(レイチェルは魔女ではないし、魔女裁判を描いてはいるが、魔女を描いているわけではないと思う)、もう少し、彼女の出番があってもよかったかも。でも、原題は『Speaks the Nightbird』なので、魔女という言葉は出てこない。その代わり、作中に「夜の鳥」という表現は何度も出てくるので、当然ながら、原題には忠実だ。「夜の鳥」は、重要なキーワードとなっている。