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■ Tasha Tudor のクリスマス絵本
内容(「MARC」データベースより) クリスマスを目前にしたコーギビルに、3組の家族が越してきました。鶏の一家は洋品雑貨店を、コーギ犬のきょうだい一家は薬局とアイスクリーム屋を開きました。最後に越してきた一家は…。コーギビル・シリーズ3部作完結編。
<邦訳> コーギビルのいちばん楽しい日/Tasha Tudor (原著), 食野 雅子 (翻訳), ターシャ テューダー
内容(「BOOK」データベースより) クリスマスのまえのばん、子どもたちが待ちくたびれて眠ってしまった家に、そりに乗って空からやってきた陽気なこびとのおじいさん。サンタクロースを迎えるのは、まずその家のイヌとネコです。ワシもフクロウも、ウサギからネズミまで、サンタを歓迎します。初版の絵をターシャ・テューダーが全面的に描き直した新版です。
<邦訳> クリスマスのまえのばん/Clement Clarke Moore (原著), Tosha Tudor (原著), 中村 妙子 (翻訳), クレメント・クラーク ムア, ターシャ テューダー
内容(「MARC」データベースより) アメリカ北東部ニューイングランド地方で生まれ暮らしてきたターシャが、毎月の家族の暮らしをベースに、これまで大切に思ってきた美しい自然と家族の伝統を、繊細で優しくほのぼのとした水彩で描く。
<邦訳> 輝きの季節―ターシャ・テューダーと子どもたちの一年/Tasha Tudor (原著), 食野 雅子 (翻訳), ターシャ テューダー
ターシャ・テューダーのクリスマスの絵本は、大きさもあっとびっくりの予想外のサイズだったが、すっごくかわいくて、きれいで、クリスマスまで待っていられずに、一気に読んでしまった。絵本だからあっという間だったけれど、なんだかとても癒された感じ。こういう時代に生まれたかったなあ・・・なんて。もちろんアメリカでだけど。(^^;
一番気に入ったのは『The Night Before Christmas』で、色合いといい、細部の描写といい、毎日眺めていたいくらい。これは超有名なタイトルだから、他の本もあれこれいろいろ見てはいるのだけど、これが今までで一番良かった。クリスマスイブにサンタクロースがやってくるところを描いているのだが、家の中の様子も暖かそうで素晴らしいが、床下のネズミの家にもちゃんと家具があって、ツリーもあるし、細かいところまでちゃんとクリスマスだし、これにはすごく感激した。
『A Time to Keep: The Tasha Tudor Book of Holidays』は、1月から12月までの暮らしを描いているもので、これも時代がかった昔風の風景がとても和む。各月の頭に、その月にまつわる詩が引用されているのだが、その中に、ジェームス・パタースンのアレックス・クロス刑事シリーズのタイトルになっていて、前々から気になっていた「Roses are red, violets are blue, Angels in heaven know I love you.」というのが載っていたので、これはどこから引用されているのかと思ったら、「Old Song」ということだった。なるほど。。。
『Corgiville Christmas』は、ターシャ・テューダーの絵本に必ずといっていいほど出てくるコーギー犬が主人公の村の話シリーズで、私の好きな「動物が洋服を着ている」物語だ。これもすごくかわいい。ただ、ほかの2冊に比べると、絵が少々雑かもしれないが、それも愛嬌。
2003年11月17日(月)
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