ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2004年05月27日(木)
辛いお仕事
数日前の23時あたり、横須賀線のグリーン車内。 年配の車掌さんが乗車券のチェックに回ってきた。 後に座っていた30代前半サラリーマンが、次の駅で降りるから グリーン乗車券は改札で清算したいと言っている。 誰が聞いても、そりゃルール違反でしょ、と感じる弁明。 次で降りるからいいですよと言い続ける彼に、一区間の料金 750円を払ってくれるよう促す車掌さんが気の毒だった。 席をどかない彼に払う意思はない。あげく、別料金が必要 だとは知らなかったと言い出した。業を煮やした車掌さん、 「でしたらいいですよ。次回からは気をつけてください。 普通車両とグリーン車両はまったく違いますから。 さ、どうぞ移って下さい!」と普通車両へのドアを開いた。 乗客に文句をつけると殺されかねない昨今、車掌さんの 精一杯の抵抗だ。若造はぶんと席を立ち、バッターーンと 音を立てて開かれたドアを閉めた。 その瞬間、グリーン車内の空気がふっと緩んだ。
車掌さんにはふかーく同情する。入社当時、この仕事がこんなにも 命がけになるとは、よもや思いもしなかったに違いない。
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