ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年07月18日(金)
友人から聞いた話
けっこうな数の人たちが、小さい頃に芋ホリをしているはず。 私も二度ほど学校の行事として経験した。 芋をうんしょと引き抜くと、ごろんとした芋とともに 巨大ミミズやらナメクジなんぞのうにょ系虫が出て 絶叫した思い出。めずらしいところでは南京豆(落花生) ほりの経験も。
余談:南京豆はナッツではなく地中に育つ豆。 芋のように根の先にぶらぶらと、あの殻ごとなる。
あ、失敬。話がずれた。
今時の子供たちも芋ほり体験はしている。 が、我々の時代とは少々標準仕様が違う。 現代の子供たちは普通の畑の芋づるを抜く力がないらしい。 まずは芋掘り用のさらの畑を用意し、うねだけつくる。 そのやわらかいうねに、掘ったばかりの芋を植え替えて 子供たちに芋堀体験をさせるのだという。
本物を知らなくても、やったことに意義があるのだろうか。 擬似であったとしても、体験になるのだろうか。 偽の体感しかしらない子供たちは、 いったいどんな大人になるのだろう?
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