ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年07月07日(月)
今日の朝日新聞夕刊から
------------------------------------------------------- 『新しい日本の社交術−肩書き抜きで 親しく淡く−』
・・・・・・・ 財団に特段の役職はない。それでもどうしても肩書きが 欲しいという人は好みの役職名を使っていいことにした。 すると、なぜか「部長代理」を選ぶ人が多いのだった。 「肩書きで順番をつけないと落ち着かない。日本人が 自分を語る言葉は、序列作りの材料ばかりだった」 -------------------------------------------------------
以上、今日の夕刊の記事の一部引用。 この肩書き問題については、阪本塾キャリアコースでも 話をすることがある。自己紹介するときに、会社名と役職を 使わずにとお願いすると名前や年齢のあとは、ほとんど 話が続かずに終わってしまう。
日本人の多くは、自分の所属する団体をひとつでも多く 持っていることに安心感を覚える。会社名や役職はその人 本人の実力ではないのだが、混同してしまったあげくに 人はそこから離れることが出来なくなる。
以下、記事の結びを引用する。
------------------------------------------------------- 人々が帰属のくびきを離れ、柔らかな人間関係を思い描く。 ・・・・・・・・・・・ただそれだけでは不十分だとも。 「自分が夢中になれるものを見つける。すると自分を 雄弁に語りたくなる」そこに自立した個と個の、 より濃密な関係が生まれるのではないか、と。 -------------------------------------------------------
諸手を挙げて賛成。
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