ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年06月30日(月)
芸能人と有名人の違い
代官山の眼鏡屋さんに、最近入手したばかりの サングラスのフィッティングに出かけた。 私の場合、睫毛がばさばさ生えている+鼻が高いわけでもない、 よって、調整ナシでは睫毛がレンズ面に直撃してしまうのだ。
趣味のいいその店のカウンターで調整を待っている間に お客が一人、ぬっとドアから入ってきた。 二名のスタッフはあいにく席をはずしていたので、 彼は声も出さず出来(でく)の棒のように、そこに立っていた。 見るともなく視線を飛ばしたら、どっかで見た顔。 あまりに不器用な視線のはずしかたで判明。 三谷幸喜さんだった。
その後はまったく知らぬ振りをしていたのだが、 店の出口に向かうには、もう一度彼のほうを向かねばならない。 彼は再度、不器用に視線をそらした。 なんというか、申し訳ないほどだ。 芸能人ではないからこその、不器用な視線と間合い。 おかげで一般人であるこちらが、おもいきり 気を遣ってしまっている。もう少し、 芸能人になる練習を積んだほうがいいかもしれない(苦笑)。
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