ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年06月21日(土)
友人の同僚
彼は、東京ディズニーランドが大好きなのだ。 年間パスで、おおよそ一年に60回前後通う。
仕事で落ち込んだ時、寂しくなった時、悲しい時、 どんな時でもミッキーとその仲間たちにあえば元気になる。 会社帰りに一人でふらっと行くこともあるし、 携帯のサイトで知り合ったメル友の若い女の子ともよく行く。 特定のというのではなく、TDLを楽しめる誰か。 昔々、結婚まで考えた相手に二股をかけられて以来 女性恐怖症になった。今、付き合っている人はいない。 趣味は、一眼レフのカメラでパレードやキャラクター達の 写真を撮る事。部屋には今までの成果がたくさん貼ってある。
一応会社員。以前は呉服会社にいたが、 三ヶ月前から、雑貨関連会社の営業に転職した。 歓迎会や飲み会に誘われても、下戸なので、 一番隅の席で黙ったまま携帯をいじっている。 しゃべることは苦手だし、とうぜん営業成績は芳しくない。 この仕事は一日何歩くらい歩いているのだろうかと、 上司が酒席で冗談を言ったので、万歩計を付けて仕事し、 二万歩前後だと報告した。会社は、彼のクビを考慮中。 見た目は若いが、今年、彼は42歳になる。
実在する人物の話だが、もしかしたら、 彼は特別というわけじゃないのではないか?と、ふと思った。 昨今は、どこにでもいるタイプなのかもしれない。 だとしたら、日本の未来、まじめに憂慮しなくては。
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