へそおもい

2018年03月13日(火) ご卒業おめでとう

今朝も早起きして
鳥たちとともに
朝陽を拝む。

今日も
おひさまは
ちゃんと
自分で動いて
地球の海と雲のまじった
間から
顔をだした。

安心できるな。

昨日一昨日の
早起きコーフンがたたって
きょうは
ダウン。

ひどく疲れやすい
身体になっていて

朝ごはんを
食したら
午前中いっぱい
気絶してしまった。

口の中に
味のない
ガムを大量に
つめこまれるような

いやな夢を
たくさんみた。


昼からは
集落のサロンに
顔をだして

夜は
お世話になっている
妖精みたいなご家族宅へ。
娘さんの中学卒業のお祝いだ。

島では
小学校や中学校の卒業式など
節目の時には
自宅でお祝いをする。

たくさんのお料理を準備して
次々とお祝いにやってくる
お客様がたに
お料理やお酒をふるまうのだ。

今回
わたしたちは
ふやよみとして。

娘さんのお祝いと
お祝いに来られるお客様が
楽しんでいただけるように
なにか演奏をしてほしいと

妖精のお母さんが
声をかけてくれたのだ。

島のお祝いごとに
いくのは初めてのことで
とてもうれしく
ありがたい。

わたしたちは
脇にカスタネットをはめ
楽器をもって
お祝いの即興うたを
うたいながら
ちんどん屋風に
お宅訪問。

おうちは
部屋と部屋の間のふすまを
とっぱらって
机を並べて

たくさんの人たちが
宴会できるような仕様に
してあった。

おそうじや準備は
さぞかしたいへんだったろう。

最近は
お祝いごとはたいへんだからと
やらなくなったご家庭も
多いらしい。

おいしいお料理が並び
知り合い同士
知らない者同士
カラフルにいりまじり

いれかわりたちかわり
たくさんのご縁ある方々が
お祝いにおとずれる。

あたたかな気持ちが
部屋いっぱいに
あふれてる。

わたしたちも
たべたりしゃべったり
しながら

時々
うたわせていただいて

とても
楽しんだ。

わたしは
体調万全ではなかったけれど

地球の日本のこの島で
島の家族の
めでたい場所に
身を置けて

しかも
自分たちのうたを
うたう。

それを
この身体をもって
体験することは
すごく
おもしろいことだと思った。

わたしが
この世界を感じるためには
この身体を
感覚器にするしかない。

身体が生きている限り
好奇心のおもむくままに
体験していこうとおもう。


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はたさとみ [MAIL]

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