頭のてっぺん少し右側に小さなお家が生えてきた。白い壁赤い屋根アーチの入った広い窓さぞ眺めがよかろう。家はかわいいが頭が斜めになると住人に悪いので頭を水平に保たなければいけないのが面倒臭い。住んでいるのは小さなおじいちゃんと小さなおばあちゃん。猫の鳴き声が時々聞こえるので小さな猫もいるのだろう。変に力が入って肩もこる。ふたりは仲良くラタトゥーユを食べている。美味しそうだけど頭も重い。どうにかならぬものか。