ひとりスタジオに入って 声をだして 景気をつけてから。
おもいきって 最近近所にできた 手作り雑貨のお店へ。
以前 手作りサンキャッチャーを おいてもらいたいなあ…という話を していたので
もっていって みてもらった。
6つもっていって カーテンレールにつるして 説明する。
これは 新月の夜につくった 月の女神の…
これは おいしい珈琲をのんだときに つくった…
これは 塩麹がおいしく発酵するように 祈りをこめて 麹のオッサンを想像して…
これは… …
サンキャッチャーって ほんと 太陽の光があたったら へやじゅうに虹色もようが できて
感激するんですよ…。
ぼそぼそと説明をして
沈黙があって
どきどきして
そしたら
黙っていた 店長さんが にっこりして
「いいじゃないですか おかせて いただきましょうか おもしろい…」
よかった。 おいてくれるって。
麹のオッサンの サンキャッチャーが みんなにうけていた。
売れなかったら 置いてもらうのは やめようと思うけど
つくるのがすきだから つくりつづけるための システムを つくっておきたいなあと おもっていたのだ。
まずは 試しに。
納品書とか タグとか 説明書とか いろいろ 準備しなくてはいけない。
心の中で わくわく車が まわりだした。
3月に バリに行く前に どうしても これまでのバリの旅で うけとったものを 言葉にしたくって
本のような形に しておきたくって
そのことも 気になっていて
いろいろ やりたいことが あふれて くるくる まわっている。
わたしは 自分のペースで 心をこめて つくるのが 好きだ。
自由に ただただ 自分の感覚だけを たよりに
つくっていく時間が 好きだ。
ああ まとまった 時間がほしいなあ…。
夜 野菜炒めに 塩麹をいれてみたら すごくうまかった。
麹のオッサン やっぱり やるねえ。
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