へそおもい

2009年07月12日(日) うくくくく

カラフルな一週間。

手作りの石鹸に恋をして
その石鹸を
つくっている方に
会いにいったり。

南風楽天で
エビス黒生ビールで
夏のはじまりを
祝ったり。

4時間つづけて
フラダンスをおどって
膝から腰から腕から
体中が筋肉痛になって
ロボットのような
歩き方になったり。

かわいいものに
「おっさん」をつけるのが
流行ったり。

「ちょんすけのおっさん」だとか
「こけ玉のおっさん」だとか
「ゆずな(1歳)のおっさん」とか…。

12年ぶりの友だちに会ったり。





12年ぶりに会った友だちは
建築業のパートナーと作った
薪ストーブの家に住んでいて

無垢の木の床のぞうきんがけが
とても楽しいといっていた。

彼女の祖母は
お蕎麦を種から作っている人だったが
彼女も仕事の傍ら
畑をやっていて

子どもたちと
じゃがいもの収穫をする話や
おおきなきゅうりをかじる話をきいた。

学生時代に
みんなであつまった時は
もぎたての
大きなトマトやきゅうりを
まるかじりしたり

だれかの田舎の母が作った
いぶりがっこなんかを
ぼりぼり
食べていたことを
おもいだした。

うちねー
自称兼業農家なんだ。
うくくくくく。

彼女は
12年前と
おんなじ笑い方を
する。

東北弁のイントネーションが
なつかしくて
ビールをのんでいるうちに
すこしうつった。

調子にのって
居酒屋で
わきカスタを装着したら
となり席のカップルが
じろじろと
こちらをみた。


相棒の話をすると

さとって…
なんか
昔っから
ディープなタイプを
好きになってたよねぇ。

と彼女はいって

うくくくく。

と笑った。

わたしも

いやいや
あの人とは
ぜんぜん違うの

存在が違うの。

うくくくく。

と笑った。


似た人を
好きになるのは

その人に出会うために
センサーがセットされていて

そのセンサーが
ちょっと間違えて
似たひとを
好きになってしまうのかも
しれない。

どこかが
似ていても
存在感が
違うのだ。

存在感の部分で
その人だと
わかるの
かもしれない。

ちがうかも
しれないけど。

うくくくく。



学生時代に出会った
人や場所は
いまのわたしの
基礎になっている。

みんな
かわらない芯

それぞれの
苦しみを
抱えながらも

まいにちを
楽しく
生きている。


別々の場所にいたけど
おんなじような場所に
いるのぉ。

輪をひろげて
いこうねぇ。

またあそびにいくよ。


手をパチンと
あわせて
別れた。

ふんわりと
よっぱらって。


わたしたち
お酒には
弱くなったのぉ
とおもった。



 < pre  index  next >


はたさとみ [MAIL]

My追加